カテゴリ: オトノハにのせて の記事

2020年 11月 09日 UP!

11月9日(月)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

今日はお客様に、函館市民会館 館長の西田 正史(まさふみ)さんをお迎えしました。

今年の4月、耐震改修工事を終えてリニューアルオープンした函館市民会館。
函館の文化・芸術活動の大きな拠点です。
春以降「函館市民会館会館50周年記念/リニューアル記念」の冠がついた多くの事業が予定されていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、軒並み中止に。
ホール自体も休館を余儀なくされました。
ここにきて、やっと少しずつ安全対策を講じながらの事業が行われるようになっています。

改修した市民会館は、大ホールのある棟と、小ホールなどが入る管理棟が一体化しました。
ロビー前に待合スペースができ、天候が悪い日なども開場前の時間を室内で待つことができます。
お手洗いも数が増え導線がスムーズになりました。
ホール内は、これまで通路だった中心部分に客席が設けられています。
ステージ上の反響板も新しくなりました。
舞台機構も全面改修しました。これまで以上に多様なステージ作りができそうです。

市民会館準備室長を経て、この4月に館長に着任された西田さんは、何度もこのステージに立ってこられた方です。
函館のご出身。
函館ラ・サール高校時代にはグリークラブに所属し合唱に打ち込んでこられました。
大学卒業後は高校の音楽の教諭に。
吹奏楽部の顧問として、市民会館のステージでも何度も指揮をされています。
長く指導された森高校時代には、東日本学校吹奏楽大会にも出場を果たしています。

管理職となり道内の高校で校長を歴任。直接、吹奏楽の指導に携わることはありませんでしたが、市立函館高校の校長を務めていた頃には、定期演奏会で1曲、指揮をされたそう♪
札幌の高校を最後に退職し、函館市文化・スポーツ振興財団でのお仕事を始められました。

リニューアルした市民会館での事業を楽しみにしていた方も多いのではないでしょうか?
12月に開催予定の劇団四季ミュージカル「コーラスライン」函館公演は、入場できる人数がホール定員の半数とはいえ、開催1か月以上前にチケットが完売となっています。

今後の市民会館の事業としては、12日(木)からの函館アートフェスティバルの展示部門(展示室にて開催)、舞台部門の「案山子物語」メモリアル上映(15日、大ホールにて開催)、12月1日には、小ホールでの「アフタヌーンステージ」などが予定されています。
詳しくは、広報誌「ステップアップ」や、ホームページ等でご確認下さい。

函館市民会館のホームページはこちら



| 3:31 PM | オトノハにのせて |

2020年 11月 04日 UP!

11月4日(水)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

今日はお客様に、道南ひきこもり家族交流会「あさがお」代表代行の安藤 とし子さんをお迎えしました。

「あさがお」は、2003年の設立。
現在80名ほどの会員の皆さんが活動しています。
家族交流会という名称ではありますが、家族のみならず支援をされる方も多く参加しています。
「ひきこもり」と一言で言っても、自分の趣味や用事では外出する、近所のコンビニなどには出かける、自分の部屋からは出るけれど外出はしない、自分の部屋からほとんどでない、などいくつかのパターンがあります。
また、家族との関係性や取り巻く環境もそれぞれです。
これまでは若年層が中心と見られ、15歳から39歳までの調査等が行われて来ました。
近年、高齢化の声が上がる中、40歳以上の調査も行われています。

「あさがお」では、家族や支援者の方が集まり、体験や悩みを語りあっています。
問題を解決したり、答えを出したりという場ではありませんが、同じ立場にある方が集まる場所で、話をする、話を聞くことができるという、貴重な場になっています。
毎月、例会を開催しており、次回は8日(日)の開催を予定しています。
既に会員の方は勿論、どなたでも参加できる集いです。お気軽にお出かけ下さい。

また、同じく8日(日)には、ひきこもり当事者の集い「樹陽のたより」の例会も開催されます。
ひきこもりを体験した方、現在その傾向にある方が参加します。
自分から話をしなくても、聞くだけでも構いません。
コロナ禍で、仕事や生活の環境が多く変わり、現在ひきこもりの傾向にある方もいらっしゃるかも知れませんね。気軽に出かけてみませんか?

安藤さんには著書もあります。
白崎やよい・白崎花代というペンネームで娘さんと共著の「アスペルガーだからこそ私は私」。
当事者のやよいさんと、そのお母様の花代さん(安藤さん)の具体的なエピソードを、それぞれの視点で取り上げた1冊です。
家族であっても、親子であっても物事の捉え方、考え方は違う物。それがなぜなのか気づくことによって、毎日が違ってくるかも知れません。
購読希望の方は、是非書店にお問合せ下さい。

現在、さまざまなことで悩みを抱えていたり、近くに相談できる人がいない、身近な人には相談しにくいという方も多いのでは?
函館・近郊には、相談できる場所、話を聞いてくれる人が多くいます。
そのような場所を活用することも選択肢のひとつですね。

道南ひきこもり家族交流会「あさがお」例会
【日 時】11月8日(日)14時~16時
【会場】函館市総合保健センター 2階 会議室にて
【参加料】会員以外の方は資料代として200円

ひきこもり当事者の集い「樹陽のたより」例会
【日 時】11月8日(日)11時~13時
【会 場】函館市総合保健センター 2階 健康相談室にて
【参加料】無料

※ともに、新型コロナウイルスの感染状況等により変更の場合があります。
はじめて参加をされる方は、事前にご確認下さい。
090-6261-6984(野村さん)



| 2:16 PM | オトノハにのせて |

2020年 11月 02日 UP!

11月2日(月)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

今日はお客様に、ピアニストの石田 雅代さんと、フルート奏者の今川 正吾さんをお迎えしました。

11月8日(日)函館市民会館を会場に、令和2年度 函館音楽協会 秋季定期演奏会が開催されます。
石田さんは、演奏会の担当幹事です。
また今回の演奏会は、令和元年度の函館音楽協会賞・奨励賞の受賞記念演奏会でもあります。
今川さんは奨励賞の受賞者のお一人としてステージに立たれます。

コロナ禍で、演奏会は開催の中止が相次ぎました。
音楽協会も毎年、春と秋の年2回、定期演奏会を開催しています。
例年、受賞記念演奏会は春の開催ですが、今年は春の演奏会が中止となり、秋の演奏会で行うことになりました。

会場は当初の予定では、函館市芸術ホールでしたが、コロナ禍により会場の客席の収容人数が半分に制限されたため、急遽、市民会館に変更になりました。
4月に耐震工事を終えてリニューアルした市民会館ですが、長く活躍の機会がなく、ここにきてやっと少しずつ事業が行われるようになっています。

石田さんは、先週10月28日に開催された「避難訓練コンサート」で、市民会館のステージに立たれました。
今回の定期演奏会は、担当幹事というお立場ですので、残念ながら演奏のご披露はありません。

今川さんは、ご本業は市内の病院にご勤務をされる循環器科のお医者様。
これまで勤務をされてきた各地のオーケストラで演奏活動を行い、現在は函館市民オーケストラに所属をされています。
お忙しいお仕事の合間を縫って練習をし、ステージに立たれていますが、救急医療にも当たられる今川さん。
オーケストラの練習中にも、急患の連絡が入って病院に駆けつけることもあるそうです。
ちなみに、奥様はヴィオラを、小学生のお嬢さんはヴァイオリンを演奏される音楽ご一家。
先日は、お嬢さんが所属する函館ジュニアドリームオーケストラの演奏会に、今川さんと奥様がエキストラとして出演し、ご家族皆さんで同じステージに立たれたそうです。ステキですね♪

演奏会当日、今川さんは類家唯さんのピアノ伴奏で、プーランクの「フルートとピアノのためのソナタ」を演奏します。
様々な音楽の要素が詰まった、フルートの魅力を堪能できる1曲です。
協会賞受賞の、大村義美さん(テノール)、奨励賞の蓑田なつきさん(ピアノ)、金木彩子さん(ソプラノ)の歌声・演奏もお楽しみ下さい。

秋季定期演奏会は、「時代の前衛 バッハ&ベートーヴェン」~バッハ没後270年、ベートーヴェン生誕250年によせて~というテーマで開催されます。
チェンバロの森洋子さん、高実希子さんはクラヴィコードを演奏します。
受賞記念演奏では日本語の歌曲を披露される大村さんは、ベートーヴェンをドイツ語で。
ソプラノの鈴木麻里さん、ピアノの類家唯さんの演奏と続きます。
オークリコーダーアンサンブル、女性アンサンブル ゲザングリーベも出演します。

しばらく生の演奏を聴く機会がなかったという方も多いのでは?
是非、函館を代表する演奏家の皆さんのステージをお楽しみ下さい。

 11月8日(日)函館市民会館 大ホールにて
  開場 13時15分 開演 14時
  一般 1,000円 学生 500円(中学生以下無料)
 チケット予約は080-6859-8462
  ※感染対策としてチケットは予約制となります。チケットにお名前・電話番号をご記入ください。
また、感染症予防対策にご協力をお願いします。

函館音楽協会のホームページはこちら



| 2:43 PM | オトノハにのせて |

2020年 10月 28日 UP!

10月28日(水)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

今日はお客様に、ピアニスト 伊藤 亜希子さんをお迎えしました。

昨日、函館市文化団体協議会(文団協)の今年度の白鳳章(はくほうしょう)、青麒章(せいきしょう)が発表となり、今朝の新聞でも取り上げられていました。
白鳳章のお一人が今日のゲスト・伊藤亜希子さん。
ご出演は少し前に決まっており、あまりのタイミングの良さにびっくり驚いたところです。

白鳳章は、函館市の文化・芸術の振興に長年貢献した個人や団体に贈られるもの。
「長年の」というのがポイントで、これまでの受章者の平均年齢が高めなこともあり、伊藤さんご自身「まさか自分が?」と思われたそうです。
毎年のように開催してきたリサイタル、また災害復興支援のコンサートを開催する「コンセール・ドゥ・ソリダリテ」での活動などが評価されての受章となったようです。

後援会主催のリサイタルは昨年で20回。
毎回、事務局の皆さんやそのご家族、教室の生徒さんやそのご家族の皆さん。
多くの方が、楽しくも忙しく準備を進め、当日もリサイタルが円滑に進むよう支えていらっしゃいます。
今年は、11月3日と日程が決まっていましたが、やむなく中止となりました。
リサイタルのない秋。
ここにきて少しずつ、演奏の機会が増えていて、お忙しくはなってきたようですが、気持ちはゆったりもされているようです。(例年がお忙しすぎるのです!!)

夏には、亀田本町の「ハコニワ」で、屋外に置かれたピアノを演奏しました。
暑い中、多くの方が伊藤さんの演奏を楽しまれました。
先日は、後援会の企画「子どもたちへの贈りものシリーズ」で、函館藤幼稚園での演奏も行われました。
感染対策として、聞くことができる人数は限られましたが、子どもたちはとても喜んでいたようです。
指導するピアノ教室ドルチェは、当初予定から延期にはなりましたが、発表会が開催できました。
長く伴奏者として携わる、函館ラ・サール学園GLEE CLUBの皆さんも、先日やっとステージに立つことができました。
徐々に、色々なことに気を付けながら、函館の音楽活動も再開してきています。

来年2月14日には、函館市文化・スポーツ振興財団主催のスプリングコンサーのステージに立たれる予定です。
コロナ禍でコンサートが中止になった市内の演奏家の方の中から、伊藤さんと池田桂子さん(フルート)、宮崎加奈古さん(箏)の3人が出演されます。
そして、来年のリサイタルの日程も既に決まっています。
2021年10月24日、函館市芸術ホールです♪
来年こそは、無事に開催できますように!!

伊藤亜希子さんのブログはこちら



| 4:22 PM | オトノハにのせて |

2020年 10月 26日 UP!

10月26日(月)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

今日はお客様に、北海道新聞 函館支社長 三浦 辰治(たつはる)さんをお迎えしました。

今年6月末に、函館支社長に着任された三浦さん。
その頃の函館は、観光客もほとんど歩いていないイベントもない寂しい状況でした。
函館での勤務は今回が初になりますが、旅行等では、何度も訪れたことがあるという三浦さんも「こんなに人がいない函館は初めて見た」と振り返って下さいました。

コロナ禍でイベントもほとんど開催されず、北海道新聞夕刊 地域情報版「みなみ風」も一時期は、別刷りでの折り込みができない時期がありました。
別刷りとして再開した際には、読者の方から感謝の言葉も寄せられたそうです。
地域の皆さんに親しまれ、届くのを楽しみにしている方が多くいらっしゃる北海道新聞です。

三浦さんは東京のご出身。
大学時代に記者を志し、出版社での勤務を経て北海道新聞に採用となります。
縁もゆかりもない北海道ですが、不思議と不安はなかったそう。
ただ北海道がこれほど広いとは思っていなかったということで、初任地となる室蘭の場所も分からなかったそうです。
室蘭の地で、現場取材を行う記者としてお仕事をスタートさせると、その後は長く札幌に勤務をされます。
スポーツを担当していた最後の頃に当時の東芝サッカー部(現・北海道コンサドーレ札幌)の、北海道移転の話が持ち上がり、それ以来、コンサドーレのサポーターでもいらっしゃいます。

遊軍記者や警察回りなども担当。
その頃、北海道拓殖銀行が破綻し、北海道に激震が走ります。
その取材にも熱心に当たったそうです。
東京支社での勤務や、ワシントンD.Cでの特派員として駐在生活も経験されています。
(道新に東京支社や海外特派員がいることをご存知ですか?)
ワシントン時代は、オバマ氏が大統領となる選挙に関する取材もされたそうですよ。

地方勤務は、初任地の室蘭、支局長を務めた網走に続き3回目。
函館は、歴史や文化など知れば知るほど深く面白いと、函館生活を楽しんでいらっしゃるようです。

函館支社では、昨年から「高校の教室に新聞を」というプロジェクトを展開しています。
渡島・檜山管内の公立・私立の高校3年生の教室97クラスに新聞を届けています。
若者が新聞に触れる機会が減る中、「新聞を通して地域の若い力を応援したい」「若い人が気軽に地域や社会のニュースに触れる機会を作りたい」という思いで立ち上がられたプロジェクト。
市内の企業や団体からの協賛金で実施しています。

新聞社は、新聞を作り販売する以外にさまざまな事業も手掛けます。
今年は、コロナ禍で実施できないイベントが多い中、主催事業として開催できたのが、北海道立函館美術館での「リサ・ラーソン展」(美術館、実行委員会との共催事業)です。
現在、大好評開催中。
11月29日までです。
是非、お出掛け下さい。

北海道新聞社のホームページはこちら



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