カテゴリ: オトノハにのせて の記事

2020年 12月 09日 UP!

12月9日(水)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

今日はお客様に、函館がごめ連合の代表で、函館湾岸価値創造プロジェクト 会長の布村 重樹さんをお迎えしました。

ご本業は建築コンサルタント事業を展開する会社の代表でいらっしゃる布村さん。
ご本業の他にも、さまざまな活動に携わっています。

前半は昆布のお話。
代表を努める、函館がごめ連合は、産学官連携組織として、研究者の方や、昆布加工品などを販売する事業者の皆さんなどで結成されました。
布村さんは、「産学官」というところに魅かれ、何か本業に役立つことがあればと、勉強のつもりで参加されたそう。
まさか、昆布とは思いもよらなかったそうです。
昆布に直接の関りがなかった布村さんは、情報発信を担当することに。
情報を発信するためには、先生たちの研究の進捗状況や、生み出される商品の特性を知っていなければなりません。
専門的な知識を持つ皆さんと、お話をするのが楽しかったとおっしゃる布村さんは、気づくと誰よりも幅広い知識を持つようになっていました。

平成21年の誕生当時、まだ「がごめ昆布」は認知度が低かったですが、今ではその粘り、美味しさ、更に体に良いということは、多くの皆さんの知るところとなりました。
活動も10年を迎え、認知度も高まったことから、そろそろ役目を終えたかな、と考えていたところのコロナ禍。
連合の参加企業が手掛ける商品も、おみやげ物の需要が少なくなったりと、苦戦を強いられます。
また、こんな時だからこそ、地元の特産品を食べて、そして免疫力を高められたらと、力を入れていくことになりました。

がごめ連合の商品は、シエスタハコダテ内の「まるごと北海道ストア えぞりす ねばねば本舗」で取り扱っています。
今なら、ギフトにもおススメの5,000円のセットが半額の2,500円。
是非、チェックしてみて下さい。

後半は、コンクリートのお話。
会長を務める函館湾岸価値創造プロジェクト(GRHABIP グラビップ)は、まだあまり知られていない魅力的な地域資源を発掘し、磨き上げて、多くの人たちに価値を知ってほしい。
それをどうやって産業振興に結び付けていこうか?と活動をしているプロジェクト。
歴史・教育・建築・土木など各界の専門家の皆さんが集まり活動をしています。

現在力を入れているのが、コンクリートに関することです。
日本最古のコンクリート電柱や、日本初の鉄筋コンクリート寺院である東本願寺函館別院など、函館にはコンクリートによって造られた遺産が数多くあります。
コンクリートをテーマに、湾岸の魅力を発見するツアーなども開催しています。
コンクリート建築のひとつであるニチロビル内にあるCafé&Deli MARUSENでは、遊び心が満載の「コンクリートラスク」を作りました。
美味しいですがとても固いラスクです。
歯に気を付けてお召し上がりください。
ラスクのパッケージの中には、コンクリートカードが入っています。
大人気で、現在配布はいったんストップしていますが、ラスクのおまけの他、ツアーの参加者にはプレゼントされるそう。
全種類、コンプリートを目指してみてはいかがでしょうか?

函館には、多くの特産品や見どころがあります。
地元に住む私たちでさえ、まだ気づいてないことも多いのでは?
美味しく、楽しく、地域の魅力に触れてみましょう。

 

函館がごめ連合のホームページはこちら

函館湾岸価値創造プロジェクトのホームページはこちら



| 3:00 PM | オトノハにのせて |

2020年 12月 07日 UP!

12月7日(月)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

今日はお客様に、金森赤レンガ倉庫 かたおか しんごさんをお迎えしました。

今年もベイエリアでは「はこだてクリスマスファンタジー」が開催されています。
例年のように、ステージイベントやスープバーは行われませんが、毎日点灯するクリスマスツリーや花火を楽しみに足を運ぶ地元の方などに賑わっています。

金森赤レンガ倉庫でも、毎年この時期にクリスマスイベントを開催しています。
今年は、今年なりの楽しみ方ができるようにと、新たなスペースも設けられています。
例年は、フィンランドからサンタクロースがやってきて、子どもたちとの写真撮影などを行いますが、今年は残念ながら開催できません。
そこで、サンタクロースが「親愛なる函館の皆さん、こどもたち」へ、とビデオレターを送ってくれました。番組では、その音声の一部をお届けしました。

サンタさんは、フィンランドのラップランド州にあるサンタ村にいます。
(なので、サンタさんからのメッセージはフィンランド語です!!)
そこにはコルバトゥントゥリ山という山があります。この山は耳の形をしています。
サンタさんが子どもたちの願いを漏らさず聞くためなんだそう。
そこで、サンタさんはお手伝いをしてくれる妖精のトントゥやトナカイたちとプレゼントの準備をしているのだそう。
今年のクリスマスをどうするべきか、会議をする中で、子どもたちの安全のために直接会いにいくことをやめることにしたこと、それは何百年にも渡るサンタの活動の中で初めてであることなど、お話してくれています。
直接は会いにいけないけれど、みんなに分からないようにこっそり函館にやってくることを約束してくて、来年は函館の皆さんに会えますようにと結ばれています。
このビデオレターは、金森洋物館の中のイベントスペースに設けられたモニターでも見ることができます。

この他にも、イベントスペースでは、「カネモリクリスマスフォトツリー」と題したイベントが開催されています。
皆さんの笑顔の写真が特設のデジタルメッセージボードに映し出されたツリーにオーナメントとして輝きます。
撮影した写真は、カードにしてお持ち帰り頂けます。
フレームはいくつかのパターンがありますし、メッセージなどを書き込むこともできますよ。
クリスマスの記念にいかがでしょう?

「ぼくの!わたしの!クリスマス絵画展」は、例年通りの開催です。
今年は、例年以上にたいへん多くの作品が寄せられました。
2つの会場を使い、期間も3期に分けての開催です。子どもたちの感性をお楽しみ下さい。

館内の各ショップには、クリスマスの飾り物や、プレゼントにぴったりの商品も並びます。
感染防止対策を行い、皆さんのお越しをお待ちしています。
クリスマスファンタジーにお出掛けの際は、赤レンガ倉庫にもお立ち寄りください。

金森赤レンガ倉庫のホームページはこちら



| 3:04 PM | オトノハにのせて |

2020年 12月 02日 UP!

12月2日(水)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

今日はお客様に、学生食糧支援プロジェクト実行委員会 実行委員長の鈴木 亙(わたる)さんをお迎えしました。

このプロジェクトは、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、経済的に困窮する、食事も満足にとることが難しい学生を支援したいと立ち上げられました。

実行委員長を務める鈴木さんは、コロナ禍以前から、世代を超えてさまざまに学生の皆さんと交流し、バーベキューなどで親交を深めてきました。
その学生の皆さんから、コロナ禍でアルバイトの日数が減ってしまったり、アルバイト先のお店が閉店に追い込まれてしまい生活に困っていることや、実家からの仕送り額が減っている人がいることなどを耳にしたそうです。

また、以前から鈴木さんとお付き合いのあった、北海道教育大学 名誉教授の田中 邦明さんも、学生の皆さんから、1日3食をカップ麺で過ごしていたり、生活のために食費を削っているという話を聞いていたそう。

そこで、鈴木さんや、田中先生などが中心となり、10月末頃にプロジェクトが立ち上げられました。
それから1か月ほど後、11月22日には、学生を対象に、食材などを無料で持ち帰ることができる「食材もってけ市」を開催しました。
田中先生と関わりのある、北海道中小企業家同友会函館支部の皆さんや、近隣の農家の方始め、多くの皆さんが呼びかけに応じて食材の提供をして下さったそうです。

当日は、北海道教育大学の敷地内で開かれましたが、開始時刻よりも前から多くの学生さんが集まりました。
函館産のブリの缶詰や、ジャガイモ・カボチャといった野菜類が人気だったそう。
実行委員の皆さんだけでなく、多くのボランティアの方が参加して下さったそうです。
また、学生の皆さんにはアンケートも実施しましたが、就職活動ができるのか等、切実な不安が多く寄せられたそうです。

次の開催を求める声も多く、実行委員会では今月、湯の川地区での開催を決めました。
現在、この時に学生さんに提供する食材を募集しています。
協力していただける方がいらっしゃいましたら、鈴木さんへご連絡をお願い致します。
併せて、当日のボランティアも募集しています。鈴木さんは、ボランティアにも学生さんが参加してくれたらとお話して下さいました。このような活動を通じて、人と人とが繋がることが、今後社会に出た際などに、経験として役立つのではとメッセージを寄せて下さいました。

もし、現在、生活に困る学生さんがいらしたら、当日遠慮なく足を運んでください。
食材の提供、ボランティアにも、是非皆さんの力を貸して下さい。

 

 「食材もってけ市」
次回は12月13日(日)14時~16時
湯川寺(湯川町3丁目)にて開催
ボランティアとして参加される方は、13時までにお越しください。
お問合せ…鈴木さん 電話→080-6080-5360

 

函館学生食糧支援プロジェクトのFacebookはこちら



| 2:30 PM | オトノハにのせて |

2020年 11月 30日 UP!

11月30日(月)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

今日はお客様に、そばと酒 柏木町 三貞 店主の池田 幸久さんをお迎えしました。

三貞は、地元で愛され創業70周年を迎えるお店です。
現在の「そばと酒」というスタイルになって、先日10月20日で3年になりました。
定番のお蕎麦メニューに加え、月替わりの創作蕎麦、こだわりのお酒に、蕎麦前のおつまみなど、メニュー豊富です。

先日は、「そば屋のチーズケーキ・だしバスク」を持って、函館スイーツフェスタにも参加しました。
北海道産のそば粉を100%使用、小麦粉は使わず、函館の真昆布や王様しいたけなど7種類をブレンドした出汁などを使って仕上げています。
チーズのなめらかさに、ほんのり香るだしがマッチした、美味しく口当たりの良い一品に仕上がっています。

このケーキに使っている7種類のブレンド出汁をはじめとする出汁は、だしパックとなり販売もしています。
こだわり材料を用いた、ご自宅で手軽に使えるパックは、これからの時期は煮物などに使うのもおススメです。

現在のスタイルになる前、お店は1年程お休みをしている時期がありました。
その時間を、新たな商品開発や、新しいお店作りの模索をしたりと有効活用した池田さん。
お昼は女性お一人のお客様も訪れやすく、夜にはお仕事帰りの方も多く見えるそう。
お子さんが楽しめるスペースもありますので、お子さん連れの方もゆっくり食事を楽しんでいただけます。お蕎麦屋さんは滞在時間が短いイメージですが、ゆっくりして良いんです。
新しい建物は、吸排気のシステムが整っていて、換気もバッチリです!!

今の時期、外での食事を控えている方もいらっしゃるでしょうか?
テイクアウトも充実していますし、インターネットからの予約も可能です。
函館市のプレミアム商品券を始め、コロナ禍での各種クーポン券なども利用可能。
キャッシュレスも様々お使いいただけます。
年越しそばの予約も受け付けが始まっています。
お蕎麦は縁起物でもあります。
美味しいお蕎麦で、元気に冬を乗り切りませんか?

 

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| 3:38 PM | オトノハにのせて |

2020年 11月 25日 UP!

11月25日(水)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

今日はお客様に、暮らしと工芸と Hakodate Goryokaku そらのAger(アゲル)舟見 優子さんをお迎えしました。

舟見さんは、今年の8月、札幌で22年営んで来られたギャラリーを函館に移されました。
本町の、オールドスタイルホテル五稜郭5階が、舟見さんの新しいギャラリーです。

羽幌町近くの築別生まれの舟見さん。
高校卒業後は、北海道を離れ下北沢で生活をされていたこともあるそうです。
北海道に戻られたのは20代半ばのこと。
当時、その年齢の女性が新たな職に就くのは、なかなかに難しい時代でした。
そこで、アルバイトとして美術館で開催されるさまざまな展覧会の実行委員会に参加されたそうです。
会期中は好きなだけ作品を眺めていられる環境でした。

後に縁あって、広告制作会社に勤めることになります。
イベントの企画などを手掛けていた舟見さんですが、あるとき社長から、会社が立ち上げたギャラリーの担当者に抜擢されます。
決められた企画展を担当していきますが、自分が良いと思える作品ばかりというわけにはいかず、消化不良だったそう。
そこで、社長に「自分の企画でやりたい」直談判。
社長は苦い顔をしながらも、それを呑んで下さったそうです。
「自然しかなかった」とおっしゃる故郷で養われた美しい自然を見る目、美術館やイベント企画で得た経験などが、当時は無意識でも、全て今のお仕事に繋がっているようです。

ここ数年、江差でのお仕事のために中継地点として立ち寄っていた函館を気に入り、函館の仕事を増やしたいと、漠然と考えていたそう。
昨年、出会った現在のスペースを気に入り、ギャラリーごと函館に移って来られました。
屋根裏のようなスペースに、舟見さんが札幌からお持ちになったもの、もともとホテルのあったものが上手くマッチし、心地よい空間が広がります。

現在は、「暖かな部屋で」と題した企画展を開催中。
「トワイニング織り」と呼ばれる手織りの織物を手掛ける赤羽純子さん(茅ヶ崎在住)と、スウェーデンで木彫を学んだ高橋朝子さん(札幌在住)による、ラグや木彫りの人形など温かな作品が並びます。

江差の皆さんとの関わりも続いています。
結納の際に用いる箱と盆を、江差の皆さんと一緒に、結納ウッドクラフト「旦(あした)」と名付けて手掛けています。
匠が手仕事で仕上げる、桐箱と漆盆は結納後も、生活の中で幾久しく愛用していくことができます。

ギャラリーの企画展は、来年6月開催分まで既に決まっているそう。
函館に来ることを希望している作家さんも、たくさんいらっしゃるそうですよ。
皆さんも、お出掛けになってみませんか?

暮らしと工芸と Hakodate Goryokaku そらのAger
函館市本町29-23 オールドスタイルホテル函館五稜郭5階
※エレベーターは4階まで。そこから5階へは階段を上ります。

現在開催中の「暖かな部屋で」は、30日(月)まで。
10時~18時(最終日のみ17時まで)

Instagramはこちら



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