昭和9年（1934年）3月21日に発生した「函館大火」は西部地区から湯の川方面にかけて街を焼き尽くし、2,000人以上の市民が犠牲になりました。焦土と化した街を復興するため、市民の熱意と行政の都市計画により火災に強い街づくりが進められ、いまの函館の街並みの基礎が築かれました。

函館大火から今年3月21日で90年。あの災害を振り返り、火災のない街を作っていくにはどうしたらよいのか。FMいるかでは「防災ラジオ807」と題して函館大火を振り返る企画を3つお送りします。

① FMいるか開局10周年記念ドキュメンタリー「函館大火～苦難の一夜」アンコール放送
　2024年3月21日(木) 16:00～17:00　放送
函館大火を経験した当時の中学生の作文を基にしたラジオドラマを軸に、函館大火を経験した方々、当時消火に当たった方、市立函館博物館学芸員、函館海洋気象台、函館市都市計画部の方のインタビューで綴った番組です。今では聴くことのできない貴重な証言をお聴きください。
（番組「Musik」はお休みとなります）

② 函館むかしがたり「函館大火をふりかえる」
　2024年3月28日(木) 11:10～　放送
箱館歴史散歩の会 主宰・中尾仁彦さんによる「函館大火むかしがたり」。まち歩きを通じて、町に残る函館大火の記憶を伝え続ける中尾さんのお話をぜひお聴きください。

③ いるかプレス春号でも「函館大火」
　2024年4月1日発行
FMいるかのタイムテーブル・いるかプレス春号の「#防災ラジオ807」では、函館大火の教訓から私たちができる火災予防についてお伝えします。
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