カテゴリ: オトノハにのせて の記事

2021年 01月 20日 UP!

1月20日(水)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

今日は、函館市地域おこし協力隊の潘 朝陽(プーン・チャウ・イェング)さんにお電話でお話をお伺いしました。

「プーさんと呼んで下さい!!」ということで、番組の中でも「プーさん」と呼ばせていただきました。
プーさんはマレーシアのご出身。
ご両親が中華系ということで、お名前が漢字ですが、マレーシアでは、名前はアルファベット表記のみということで、アルファベットで書かれるそうです。
1年中夏のような気候のマレーシアで、大学を卒業後、酪農学園大学の大学院で学ぶために日本にやってきたのが2016年のこと。
その後、日本で社会人生活を送り、昨年8に函館市地域おこし協力隊として着任しました。

子どもの頃から、日本のアニメが好きで「ドラえもん」や「クレヨンしんちゃん」「ちびまる子ちゃん」などをご覧になっていたそう。
これらの作品は、マレーシアの子どもたちにも人気があるそうですよ。(放送はマレーシア語です!!)

マレーシア語、日本語の他に、中国の標準語、広東語、英語の5か国語を話します。
この語学力を活かし地域おこし協力隊では貿易担当としての業務を行います。
函館市から輸出ビジネス支援事業を受託している北海道国際交流センター(HIF)に在籍し、函館市の貿易振興をサポートします。
初期段階での輸出に関する相談窓口、初期ワンストップの電話対応、通訳、翻訳、PR資料作成のアドバイスなどを行います。
コロナ禍ではZoomを利用したやり取りの通訳なども担います。
地域おこし協力隊の支援事業の利用は無料ですし、大掛かりな翻訳作業や、込み入った通訳などは、HIFの事業として有料で行うことになりますので、詳しくはお問合せ下さい。

函館に来てから、あちこちに出かけその様子をFacebookで発信するプーさん。
食べ物ではラッキーピエロがお気に入りで、全メニュー制覇を目指しているそう。
また、マレーシアでは食べない、生の魚介類も好きだとお話してくれました。
雪が好きで冬の寒さにも、随分慣れたようです。
日本のテレビも好きということですが、函館に来てからはテレビの取材を受ける機会も何度かあり、緊張しながらも楽しまれたようです。

函館にやってくる海外のバイヤーに向けた冊子を制作し、まもなく配布の予定です。
プーさんの活動が、函館の企業が海外に目を向けたり、海外の企業がより函館に興味を持つきっかけになると嬉しいですね。
活躍を楽しみにしましょう。

NCV函館「てけてけおじゃマップ」特別番組にもご出演されました!



| 3:34 PM | オトノハにのせて |

2021年 01月 18日 UP!

1月18日(月)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

今日は、渡島総合振興局から函館建設管理部 用地管理室 維持管理課の森川 嵩大さんと総務課の稲舩 さやかさんにお電話でお話をお伺いしました。

 

青森県出身、函館建設管理部で河川の管理などのお仕事をされる森川さん。
函館出身で総務課職員として職員の給与や庁舎の管理などに関するお仕事をする稲舩さん。
お二人はともに入庁3年目の若手職員です。

所属もお仕事内容も異なるお2人ですが、ともに渡島総合振興局の若手プロジェクトチーム(PT)に所属しています。
若手PTは平成27年度に始まりました。
原則30歳以下の若手職員が様々な課から集まり、若手職員ならではの視点・アイデアを活かして企画・立案などを行っています。
現在は第1班と第2班があり、森川さん、稲舩さんは共に第2班のメンバー。
第2班は「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界遺産登録に向けて、縄文の食文化を中心に魅力を発信しています。
ちなみに、もう1つの第1班は、振興局のインスタグラムのアカウントを作成し、フォトコンテストを実施しています。

第2班の皆さんは、昨年度・今年度の2か年計画で活動していて、縄文の食の家庭への普及を目指し「JOMON鍋」を考案しました。
「JOMON鍋」は、縄文時代に採られていたとされる食材や、渡島で採られている食材をベースとした鍋料理。
山菜類、魚介類を1種類以上入れるなど、いくつかの定義はありますが、多少のアレンジは可能です。

メンバーの皆さんは、「JOMON鍋」の試作を行ったり、縄文時代について学ぶため関連施設に足を運んで、食について調査したりしました。
2年目となる今年度は、コロナ禍でイベントなどを通じ地域の皆さんに鍋を直接味わってもらうという機会は設けられませんでしたが、インスタグラムにレシピを投稿したり、PRのためのポケットティッシュを作って配布したりとさまざまに情報発信を行いました。
食材がどのように採られているかを学ぶために、生産者の方へも取材しました。
鮭漁を見るため船にも乗られたそうですよ。

「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界遺産登録に向け、私たち渡島の住民がいろいろな角度から縄文を楽しむきっかけとなる話題を発信してくれています。
計画の2年はまもなく終了となりますが、若手PTの皆さんは、普段の仕事では関わることのない同世代の職員さんとの交流を通じて、多くのことを得たようです。

渡島総合振興局のInstagram『「おしま」と読みます』には、縄文関連だけでなく、様々な渡島の魅力が溢れています。
是非、こちらからチェックしてみて下さいね。



| 2:14 PM | オトノハにのせて |

2021年 01月 13日 UP!

1月13日(水)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

今日はお客様に、協和石油株式会社と協和フードプランニング株式会社 代表取締役の野口 純平さんをお迎えしました。

「協和石油株式会社」は、1953(昭和28)年設立の会社です。
現在41歳の野口さんは、若き4代目社長。
就任から7年程が経ちました。
名前の通り、灯油や重油の販売を行います。
自社の給油船を使った船舶への給油から、一般家庭への灯油販売、ストーブなどの暖房機器の販売、メンテナンスなど、幅広く手掛けています。
モットーは「親切・丁寧 協和石油」。
アパートなどの高層階にお住いの皆さんは、冬場ポリタンクいっぱいに入った灯油を部屋まで上げるのが一苦労ですよね。
そのような場合も、丁寧に配達対応して下さいます。

ストーブは修理等も行います。
実は、ちょうど野口さんのお宅の暖房が、先週末3連休の初日の土曜日に故障してしまったそう。
現在、代替の暖房器具を使用しているそうです。
このように、修理に時間がかかる場合は代替機を借りることができますし、シーズンオフには清掃なども行っていますので、お困りのことがありましたら、お気軽にお問合せ下さい。

もう一つの会社「協和フードプランニング株式会社」は、協和石油の一部門として一昨年新たに設けられました。
全国にチェーン展開する「珈琲所コメダ珈琲店 函館ベイエリア店」の運営を手掛けます。
店舗のある豊川町の場所は、野口さんのおじい様の代に入手され、長く整備工場として使っていたそうです。
当時このエリアはまだ観光地ではありませんでした。
周辺が観光地として賑わう中、その場所に整備工場を置き続けることに疑問を感じた野口さん。
社長に就任以降、どのように活用しようか思いを巡らす中で出会ったのが「コメダ珈琲店」でした。
札幌の店舗に足を運び、メニューを食して心を決めたそうです。

全国チェーンではありますが、各店フランチャイズ展開で、それぞれ個性を持って店舗展開しているのがコメダの特長です。
観光地に店舗を設けるのは珍しいそう。
また2階建ての店舗もあまり多くはないそうですが、景色を楽しんでほしいという野口さんの熱い思いで実現しました。
七財橋や赤レンガ倉庫、函館山を臨む素晴らしい景色が広がります。

満を持して昨年1月24日にオープンしたものの、まもなくのコロナ禍。
たいへんな1年を過ごされました。
店舗では、消毒は勿論、使用しない席を設けて間隔をあけるなど対策をとって皆さんのお越しをお待ちしています。
こだわりのコーヒー、人気のデザート「シロノワール」をはじめ、ボリューミーなメニューが並びます。
現在は、市内の方を中心に幅広い世代の皆さんの憩いの場所になっています。

「また来よう、みんなに教えてあげよう」と思ってもらえる会社や店舗作りをしていきたいと野口さん。
コロナが落ち着いたら、来月以降でコメダ珈琲店の1周年も開催したいとお話下さいました。
無事に開催できると良いですね。

協和石油株式会社のホームページはこちら

コメダ珈琲店函館ベイエリア店について、詳しくはこちら



| 4:45 PM | オトノハにのせて |

2021年 01月 11日 UP!

1月11日(月)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

今日はお客様に、北海道南茅部高等学校 教諭の吉川 肇さんをお迎えしました。

南茅部高校の国語の先生、書道部の顧問で、ご自身も書家でいらっしゃいます。
書の号は海斗(かいと)さんです。
南茅部高校は、他の函館市内の学校に先駆けて1月7日に始業式が行われ、3学期が始まっています。
学校は昨年長い休校期間がありました。
夏休みと冬休みを例年よりも短縮して授業時間を確保していますが、南茅部高校は多くの生徒が、実家のコンブ漁の手伝いをするため、夏休みを短縮することができません。
そのため、冬休みが他校と比べて短くなっているのです。

吉川さんには、昨年も年明け早々にご出演いただいています。
その時は、前年に行われた「第60回記念 北海道書道展」で大賞に次ぐ準大賞を受賞されたこと等お伺いしました。
その功績により、北海道書道展では、昨年から審査員を務めていらっしゃいます。
審査は大変に緊張するそう。
また「審査員がこの程度」と思われないように、ご自身の作品も高めていかなくてはとお話下さいました。

更に、「第45回 創玄現代書展」に出品した「蘇る縄文の魂」という作品が入選を果たしています。
「創玄現代書展」は、松前町出身の書家・金子鷗亭氏が創設した「創玄書道会」が実施する書展で、入選率がわずか0.76%という難しい書展です。
南茅部ご出身の吉川さんが、縄文文化交流センターに足を運んで感じたことを作品に仕上げました。

この作品がこの度、道南縄文文化推進協議会に寄贈されました。
「縄文」の「縄」の文字を上部に大きく配し、渇筆(かっぴつ)と呼ばれるかすれの手法を用いた、大きく印象的な作品です。
作品は、渡島総合振興局1階の縄文コーナーに展示された後、縄文文化交流センターに展示の予定となっています。
大きな賞を受けた作品も、自分の手元に戻った後は、ほとんど開くことがないそうで、このように多くの皆さんに見て頂く機会が持てることを嬉しく思っているそうです。

ご勤務される南茅部高校は、現在全校生徒が42名。
少子化が進む中、地域の学校は常に存続の危機に晒されています。
学校では、生徒が昆布作業の手伝いを終えた後に登校しても間に合うよう逆サマータイムを設けたりと、生徒たちの実情に合う形での学校生活を送ることができます。
また、生徒数が少ないからこそ、生徒と先生たちの距離も近く、熱心な指導を受けることができます。
南茅部や周辺地区にお住いの中学生の皆さん、進路の選択肢に加えてみてはいかがでしょう?

実は、昨年の11月に開催された「第46回 創玄現代書展」でも、入選を果たし、2年連続の入選者となった吉川さん。
これからも、どんな題材でどのような作品を手掛けられるのか、楽しみです。

北海道南茅部高等学校のホームページはこちら



| 1:50 PM | オトノハにのせて |

2020年 12月 28日 UP!

12月28日(月)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

今日はお客様に、北海道教育大学付属函館中学校 3年生 阪口 大樹(たいき)さんをお迎えしました。

先週末から冬休みがスタートし、受験生として忙しい毎日を送る大樹さん。
今日はスタジオに、先月から阪口家にホームステイをしているマレーシア人留学生のエリーさんと一緒に来てくれました。
14歳の大樹さんにとって18歳のエリーさんは、お姉さんのような存在なんだそうです。

大樹さんは今年2つの大きな賞を受賞しました。
1月には、パナソニック教育財団が主催する「プレゼンテーションコンクール2019」中学校の部で最優秀賞を受賞しています。
プレゼンテーションは、学校の国語の授業の一環として取り組んでいたもので、コンクールには学校から選抜され応募をしたものです。
コンクールのテーマは「人との関りを通して、自分の生き方に影響を与えたこと」。
大樹さんは、6歳の頃にフィリピンを訪れています。
その時の現地の少年との出会いから感じたことを基に発表しています。
コロナ禍前の1月に東京で行われた最終選考では、演台は使わずにハンドマイクで審査員にアピールしながらスピーチをしたそう。
制限時間3分ぴったりに終わった時には、思わずニヤリとしてしまったそうです。

もう一つは今年11月の第1回松下幸之助杯スピーチコンテスト決戦大会での奨励賞。
これは「持続可能な開発目標(SDGs)」がテーマで、30歳以下が対象になります。
奨励賞は上位3賞に次ぐ賞です。
前述の少年との出会いに衝撃を受けた大樹さん。
後にSDGsを知り、始めは1番目の開発目標である「貧困をなくそう」に着目していたそうですが、考えを重ねるうちに、17番目の開発目標「パートナーシップで目標を達成しよう」に辿りついたそう。
大会自体はオンラインでの開催となりました。
自身のスピーチをしっかり伝えることは勿論ですが、様々な経験を持つ参加者のスピーチに刺激をもらったそうです。

まもなく終わる中学校生活も充実していたようで、特に合唱コンクールが印象深いそうです。
高校受験ののち、来年秋からは1年間程度のイタリア留学を予定しています。
将来の夢は「国連の職員」。大きな目標と夢を持ち、それを実現させようと目を輝かせる姿がとても眩しい大樹さんです。
SDGsは2030年までに持続可能でより良い世界を目指す国際目標。
その2030年に24歳となっている大樹さんが、どんな風に成長していくのか、大変に楽しみです。



| 3:10 PM | オトノハにのせて |

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