11:10~「人ネットワーク」
今日は、渡島総合振興局から函館建設管理部 用地管理室 維持管理課の森川 嵩大さんと総務課の稲舩 さやかさんにお電話でお話をお伺いしました。
青森県出身、函館建設管理部で河川の管理などのお仕事をされる森川さん。
函館出身で総務課職員として職員の給与や庁舎の管理などに関するお仕事をする稲舩さん。
お二人はともに入庁3年目の若手職員です。
所属もお仕事内容も異なるお2人ですが、ともに渡島総合振興局の若手プロジェクトチーム(PT)に所属しています。
若手PTは平成27年度に始まりました。
原則30歳以下の若手職員が様々な課から集まり、若手職員ならではの視点・アイデアを活かして企画・立案などを行っています。
現在は第1班と第2班があり、森川さん、稲舩さんは共に第2班のメンバー。
第2班は「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界遺産登録に向けて、縄文の食文化を中心に魅力を発信しています。
ちなみに、もう1つの第1班は、振興局のインスタグラムのアカウントを作成し、フォトコンテストを実施しています。
第2班の皆さんは、昨年度・今年度の2か年計画で活動していて、縄文の食の家庭への普及を目指し「JOMON鍋」を考案しました。
「JOMON鍋」は、縄文時代に採られていたとされる食材や、渡島で採られている食材をベースとした鍋料理。
山菜類、魚介類を1種類以上入れるなど、いくつかの定義はありますが、多少のアレンジは可能です。
メンバーの皆さんは、「JOMON鍋」の試作を行ったり、縄文時代について学ぶため関連施設に足を運んで、食について調査したりしました。
2年目となる今年度は、コロナ禍でイベントなどを通じ地域の皆さんに鍋を直接味わってもらうという機会は設けられませんでしたが、インスタグラムにレシピを投稿したり、PRのためのポケットティッシュを作って配布したりとさまざまに情報発信を行いました。
食材がどのように採られているかを学ぶために、生産者の方へも取材しました。
鮭漁を見るため船にも乗られたそうですよ。
「北海道・北東北の縄文遺跡群」世界遺産登録に向け、私たち渡島の住民がいろいろな角度から縄文を楽しむきっかけとなる話題を発信してくれています。
計画の2年はまもなく終了となりますが、若手PTの皆さんは、普段の仕事では関わることのない同世代の職員さんとの交流を通じて、多くのことを得たようです。
渡島総合振興局のInstagram『「おしま」と読みます』には、縄文関連だけでなく、様々な渡島の魅力が溢れています。
是非、こちらからチェックしてみて下さいね。