11:10~「人ネットワーク」
FMいるかでは、感染対策をしたうえでスタジオにお客様をお迎えしています。
今日はお客様に、東京藝術大学の現役学生 畑中 ゆきさん、大森 真有(まあ)さん、小野 颯介さん(共に現在2年生、春から3年生)をお迎えしました。
東京藝術大学の音楽学部器楽科でピアノを専攻する畑中さんは函館出身。函館中部高校から東京藝大に進学されました。
函館のピアニストで、藝大の先輩でもある伊藤亜希子さんのもとで小学生の頃から、ピアノの腕を磨いてきました。
声楽科でソプラノ専攻の大森さん、テノール専攻の小野さんと一緒に明日「藝大生3人による歌とピアノのコンサート」を開催するべく、函館に帰って来られたところをご出演いただきました。
声楽科の皆さんにとっては歌の伴奏をしてくれるピアニストが必須。しかも、ステージの本番だけではなく、試験やレッスンにも同行してもらわなければなりません。ピアノ専攻の学生さんなどに声をかけてお願いするそうなのですが、音楽性も人間的にも相性がよく、尚且つ授業のスケジュールが合う人を見つけるのは至難の業。そんな中、大森さん、小野さんと畑中さんは非常に仲良く音楽に取り組んでいるようです。
東京藝大は各界で活躍する芸術家を多数輩出している「芸術界の東大」とも言われる難関大学。全国から将来有望な精鋭が集まります。
今日お越しの3人も、センター試験(当時)で学科の受験をして、更には3次にまで渡る実技試験を突破して現在大学での学びを深めています。
大森さんは広島県のご出身。幼少期からピアノを習い小学生の頃はJポップや洋楽を歌っていたそう。ミュージカルナンバーなどがお好きだったそうです。高校生からは声楽に取り組みます。
東京は新宿区ご出身の都会っ子・小野さんは、合唱団で歌を始めました。オペラがお好きで、さまざまなジャンルの経験が豊富です。
今回のコンサートは自主公演。会場やプログラムの準備、来函のための航空券の手配やスケジュール調整など、コンサートに関わるすべて自分たちの手で行いました。
畑中さんのピアノ独奏。畑中さんの伴奏による大森さん、小野さんの歌。学生時代の今のこの時だからこそのコンサートをお楽しみ下さい。
今日は、朝の飛行機で函館に到着してすぐにスタジオに来てくださいました。
この後はリハーサル。明日の本番が終わったら、明後日は1日函館観光をされる予定だそうです。初・函館の大森さん、小野さん。函館の街も楽しんで下さると嬉しいですね。
皆さん今後が楽しみな逸材です。活躍を期待しています。
「藝大生3人による歌とピアノのコンサート」
3月21日(祝・火)函館市芸術ホール リハーサル室にて。
開場 13時 開演 13時30分
※完全予約制。席は残りわずかです。
お問合せは geidai.hakodate@gmail.comまで。