11:10~「人ネットワーク」
FMいるかでは、感染対策をしたうえでスタジオにお客様をお迎えしています。
今日は春休みの高校生とお届けしました。
遺愛女子高等学校 英語科 2年の雨塚 瑚々乃(あまつか ここの)さん、小畑 文乃(おばた あやの)さん、特別進学コースの東海 咲来(とうかい さくら)さんをお迎えしました。
先週末3月25日、函館港に国際クルーズ船が3年4か月ぶりに入港しました。
遺愛女子高校では、2007年から外国客船の入港時に生徒の皆さんが通訳ボランティア(客船ボランティア、通称・客ボラ)をしていましたが、コロナ禍で中断。
この度、久しぶりの実施、現在の生徒の皆さんにとっては初の客ボラとなりました。
多岐に渡る活動をしている遺愛女子高等学校。
中でも客ボラの人気は高く、この活動をしたいがために遺愛を目指す生徒さんがたくさんいます。
コロナ禍が長引き、このまま客ボラを経験できずに卒業を迎えるのでは?という不安もあったそうです。
今回は、久々の入港にボランティアがたくさん必要で、英語科に加えて特別進学コースにもお声がかかったそうですが、希望者がたくさんいたとか。
それぞれに準備をすすめ、当日は函館駅や朝市周辺、赤レンガ倉庫の辺りなどで活動をしました。
積極的に声を掛けて、道案内などで交流をしました。
絵が得意な雨塚さんは、その場で似顔絵を描いてプレゼントしたそう。
高校生のおもてなしに、お客様もたいへん喜んで下さり、ハグで感謝を伝えてくれる方もいたとか。
生徒の皆さんは、大変に貴重な経験をしました。
出港時には、船の前で「いか踊り」も披露しました。
乗客の皆さんも、デッキから拍手を送り、中には一緒に踊ってくれた方もいたそうです。
4月以降の入港の際にも、客ボラは予定されています。
大好きな絵を趣味で続けながら鍼灸師を目指したいという雨塚さん。
学んでいる英語をいかした職業につけたらという小畑さん。
アナウンサーという夢を叶えるため、放送部で頑張る東海さん。
4月からは3年生。
コロナ禍の中マスクで始まった高校生活も残り1年です。
部活の最後の大会に、受験勉強にと忙しい1年になりそう。
充実した高校生活を送り、未来に羽ばたいていくことを願っています。