11:10~「人ネットワーク」
FMいるかでは、感染対策をしたうえでスタジオにお客様をお迎えしています。
今日はお客様に、旅する芸術祭実行委員会 共同代表の紀(きの)あささんと、ささき ようすけさんをお迎えしました。
2009年の初開催以来、3年に一度を基本として函館で開催してきた芸術祭「はこだてトリエンナーレ」が現在、開催されています。
2019年以来となる今回は「ART×TRAvel(アート×トラベル)北国を旅する芸術祭」がテーマです。
これまでは市内のカフェなど、数か所に会場を設けて開催してきましたが、コロナ禍でどのような形で開催するのかを模索する中、今回はメイン会場を美術館に構えることにしました。
「ステイホーム」が叫ばれる中、美術にとっての家はどこか?それは美術館ではないか?という思いに至ったそう。
函館の美術館は、多くの皆さんが開設を熱望し、署名活動などを行って開館した経緯があります。
その美術館に作品を展示できることは、作品を製作する皆さんにとって大きな喜び。
また、今回は与えられたスペースを各出展者が自由にレイアウトして作品を展示しています。
画家としてご活躍のささきさんは、昨年開催した個展とは趣の違う作品を展示。
また、ささきさんが携わった、社会福祉法人 侑愛会 ワークセンターほくとの皆さんによる「アールブリュット作品(専門的な美術教育を受けていない人による、自身から湧き上がる衝動に従って製作したアート作品)も展示されています。
一際カラフルで目を引くスペースです。
さまざまな分野でご活躍の紀さんは、今回は写真家としてルワンダの伝統的なアートとのコラボレーション作品を出品しています。
22歳以下の若い世代の作品は公募しました。
美術に取り組み高校生の瑞々しい作品も並びます。
道南いさりび鉄道の「ながまれ号」、函館バスの「元町ベイエリア周遊号」の車内にも作品が展示されています。
会期中は、出品作家による「ギャラリートーク」、「ライブパフォーマンス」などのイベントも開催。
函館コミュニティプラザ・Gスクエアでも関連イベントを開催し、作品が展示されています。
函館がアートで溢れる「はこだてトリエンナーレ」。是非、お楽しみ下さい。
美術館会場は22日(水)まで。
入場料 1,000円(会期中繰り返しご入場いただけます。)大学生以下 無料
交通機関での展示は26日(日)まで。
※会期中のイベントや、展示車両の運行については SNS などでご確認下さい。
はこだてトリエンナーレ ホームページは こちら からどうぞ。