11:10~「人ネットワーク」
FMいるかでは、感染対策をしたうえでスタジオにお客様をお迎えしています。
今日はお客様に、七飯町長の杉原 太さんをお迎えしました。
3月27日の七飯町長選挙に初当選し、ちょうど半年が経ちました。
町で声を掛けられる機会が増えたそう。
若い世代の方もお声がけ下さるそうで、「町長」と呼ばれることにも随分慣れたようです。
今日は、特産品のリンゴと大きなプルーンをお持ち下さいました。
そう、七飯には美味しいものがたくさんあります。
生まれは、当時の亀田町(後に亀田市→函館市に編入)。
国道5号沿いの昭和の辺りで生まれ育ちます。
中学で七飯に移り、大中山中学校を卒業後、函館西高等学校に進学します。
高校ではボート部に所属。
水上での練習はもちろん、陸上でのトレーニングのため函館山にもよく来ていたそう。
函館山の麓・西部地区には青春時代の思い出がたくさんあるようです。
先輩たちに可愛がられ、練習を重ねたこの時期に精神力も養われたようで、人生の大きな転換点になったとお話下さいました。
高校卒業後は、七飯町役場に入庁。
新人の頃は福祉を担当し、乳幼児から高齢者まで、多くの町民の方の生活に寄り添いました。
さまざまなお仕事を経験され、2011年4月からの1年間は七飯町教育委員会で生涯教育課長を務めます。
東日本大震災の直後の時期。七飯町に住む芥川賞作家の新井満さんから、被災地復興支援のチャリティーコンサートを開催したいという打診がありました。
七飯町文化センターに1、000人集め、入場料は1,000円。
合計100万円を寄付したいという計画に、本当にできるのだろうか?と思ったそうです。
果たして、当日はたくさんの方が足を運び、目標を達成することができました。
2012年からは、政策推進課長として北海道新幹線の開業準備を担当します。
七飯町には、北海道新幹線の整備・点検を行う総合車両基地「函館新幹線総合車両所」があります。
二冬の走行実験を行い運用が始まりました。
七飯町は農業が盛んで、野菜や果物など美味しいものがたくさん。
規模は大きくないものの、こだわりのあるステキなパン屋さんやケーキ屋さん、飲食店もたくさんあります。
七飯の美味しい水を使ったワイン、ビールに加えて、日本酒の醸造も始まり人気となっています。
道南の景勝地・大沼にはたくさん観光の方が訪れます。
文化センターではさまざまなイベントが開催されます。
更なる文化の向上のため、町民の方からの要望も多い図書館設置の構想を進めています。
町職員としてのさまざまな経験を糧に、町長としてのお仕事が始まって半年。
趣味のウォーキングは、就任直後はお休みしていましたが、今は再会して体調も万全です。
魅力あふれる七飯町。これからは紅葉が見ごろを迎えますし、イベントの予定なども多くあります。
是非、皆さんもお出かけ下さい。
七飯町の公式サイトは特産のりんごを活かした親しみやすいデザインです。SNSも充実。 こちら からご覧ください。