11:10~「人ネットワーク」
FMいるかでは、感染対策をしたうえでスタジオにお客様をお迎えしています。
今日はお客様に、シーイクオリティ 代表の佐々木 大生(ひろき)さんをお迎えしました。
「シーイクオリティ」は、サーフィンが大好きな仲間が集まり2018年に立ち上げた任意団体です。
「Sea(海)」と「Equality(平等)」を合わせた名称です。海は誰の物でもなく、全ての人が平等に楽しめる場所であるはずなのに、それが難しい人が多くいます。
より多くの皆さんに海の楽しさを感じてもらいたいと、2018・2019年には障がいのある子どもたちを対象としたサーフィンスクールも開催しています。
昨年からは存続の危機にあった七重浜海水浴場の運営も担っています。
2年目の今年は、天候の影響で休場を余儀なくされた日もあり、利用者は昨年と比べて減少しましたが、短い北海道の夏を海水浴で楽しんだ方がたくさんいらっしゃいました。
佐々木さんが以前から思い描いていた、誰もが楽しめる海「ユニバーサルビーチ」への取組も第一歩を踏み出しています。
水陸両用車いすとビーチマットを導入し、車いすでも海に入れる環境を整えています。
マットは「熱い砂浜を歩かなくても良い」と、子どもたちや一般利用者にも好評でした。
砂浜以外でも使用が可能で、車いすの方の活動範囲の拡大に繋がりそうです。
佐々木さんは、駒ヶ岳の麓・森町にある障がい者の就労継続支援B型事業所「わかば」の管理者でもあります。
ここで取り組むのが「農福連携」。高齢化が進むなど担い手不足の農業と、就労や作業の工賃の問題を抱える福祉が手を結ぶことで、お互いを補い合うものです。
8月には、3回目となる「ノウフクマルシェ」が、箱館蔦屋書店で開催され、大変好評でした。店頭に立った、利用者の皆さんもとても楽しそうでした。
佐々木さんご自身は、先日、農林水産省の「農業版ジョブコーチ」の研修を受講してこられたそう。ますます活動の幅が広がりそうですね。
森町は、名産のカボチャが収穫の時期を迎え、利用者の皆さんが大活躍です。
「ユニバーサルビーチ」や「農福連携」の取組を多くの皆さんが知り、関心を寄せて下さると嬉しいですね。
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