11:10~「人ネットワーク」
FMいるかでは、感染対策をしたうえでスタジオにお客様をお迎えしています。
今日はお客様に、Local Revolution(ローカル レボリューション)代表の岡本 啓吾さんと副代表の齋藤 亘胤(のぶつぐ)さんをお迎えしました。
シエスタハコダテの統括責任者として、この番組にさまざまな話題を届けてくれる岡本さん。
北斗市のPokke dish(ポッケディッシュ)のオーナーシェフとして、使用する素材や道南にこだわったお料理を提供している斎藤さんも番組にご出演経験があります。
そんなお2人と、更にこちらも以前番組にご出演下さった「おさかな専門シンガーソングライター」齊藤いゆさんが立ち上げたのが「Local Revolution」。
「次の世代のために。いまわたしたちができること」を掲げ、社会的に価値が見出されていない、更なる可能性を秘めた地域(ローカル)資源を活用し、食と人の力で地域に愛ある仕組みの革命(レボリューション)を起こす団体として立ち上げられました。
メインに取り組むのが「ハコダテアンチョビ」。これまで地域でたくさん獲れているにも関わらず、処理に手間がかかるなどの理由で、なかなか買い手が付かずに時に厄介者扱いされてきたマイワシを地域の資源にしていこうと、有志が立ち上がり試行錯誤を重ねて、やっと形になりました。
岡本さんと斎藤さんは、日本体育大学でバスケットボールに汗を流した先輩後輩。年齢は齊藤さんが10歳ほど上です。
斎藤さんがPokke dish立ち上げ前のお弁当屋さん時代に、シエスタハコダテで商品を販売するなど、関りはあったものの、そこは体育会の先輩後輩。岡本さんとしては気安く声を掛けられなかったそう。
それからしばらくして、一次産業に携わる方たちとの関りの中でマイワシの活用法を模索する岡本さんと、地域でなかなか活用法を見いだせない食材に取り組む斎藤さんの思惑が一致していることが分かり、アンチョビ作りが始まりました。
試作品が完成し、試食会を開くと大好評。現在は先行販売中、まもなく10月中には、一斉販売を予定しています。
ラベルは2案から、一般の皆さんの投票で先ごろ決まったばかりです。
齋藤さんはご自身のSNSでレシピも公開しています。
今後「ハコダテアンチョビ」が、函館の新たな定番となれば、一次産業の漁師さん、二次産業の水産加工会社、三次産業の小売店や飲食店など、函館の多くの皆さんに恩恵をもたらすことになりそう。
そして、今後もマイワシのように、今まで光が当たらなかった地域の資源を活用していきたいとお話下さいました。
ハコダテアンチョビが、多くの皆さんに愛されますように。
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