11:10~「人ネットワーク」
北海道への緊急事態宣言が解除となり、スタジオにお客様をお迎えしての放送です。
マスクの着用、スタジオ内の換気、消毒を徹底してお送りしています。
今日は、はこだて検定合格者の会 澤 雅明さんにご出演いただきました。
函館出身の澤さん。高校卒業と同時に函館を離れられますが、数年前46年ぶりに函館にUターンされました。
子どもの頃は、特に函館の街や歴史に興味があったわけではないようですが、Uターン後に函館のことをもっと知りたいと参加されたのが、はこだて検定合格者の会が主催する検定のための相談会でした。
そこで澤さんが出会ったのが、澤さん曰く「はこだてオタク」な先輩方。勉強ノートの充実度、熱心さに圧倒され、検定の上級合格を目指すことになります。
上級の過去問題にトライするも歯が立たず、暗記だけではなく理解するため、現地にも足を運びました。そうやって得た知識をノートにまとめていったそうです。
ちなみに澤さんの勉強方法は、ノートの見開きを縦に使って「歴史・文化俯瞰年表」を作るという方法。歴史的な出来事、世の中の動き、文化的なこと等を年表にすることで、さまざまな関りや街の大きな流れが見えてきます。
その努力が実を結び、第13回検定で初級、昨年第15回検定では念願の上級合格を果たしました。受験のために学んだ知識は、お友達が函館を訪れた際のガイドにも役立っているそうです。
はこだて検定の上級は、合格率数%の難関。テキスト以外からも出題がありますし、ひっかけ問題のような要注意問題も出題されます。
はこだて検定合格者の会では、毎年検定に向けた講座を開催し、受験希望者をサポートしています。会員の皆さんが過去の問題から出題傾向を分析し模擬問題を作ります。それを基に「歴史」「自然景観」「文化・芸術・スポーツ」など分野ごとに対策を行っていきます。
昨年は受講者の初級合格率は95,2%にも達しました。
澤さんには、46年ぶりにUターンされた函館の変化した点もお伺いしました。
函館を離れたのち、愛知や東京などお仕事の関係でいくつかの街に住まわれた澤さんは、さまざまな視点をお持ちです。
「来て良い函館」と「住んで良い函館」の両立など、函館の将来についてもお話下さいました。
会の皆さんの豊富な知識は、今後観光資源として大きな函館の強みにもなりそうです。
今年は11月7日に検定が行われる予定です。受験を検討されている皆さん。講座を有効活用してみませんか?もちろん合格をつかみ取るためには、講座の受講+自身が汗をかくことも大切です!!
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