２月１１日（月・祝）『オトノハにのせて』本日のお客様♪

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１１：１０～　「人ネットワーク」
今日はお客様に、道南歌人協会　会長で北栄測量設計株式会社　会長の齊藤 サダさんをお迎えしました。

祝日で学校がお休みの、ご近所に住む小学校５年生のお孫さんをスタジオにお連れ下さった齊藤さん。
朝市のイベントに一緒に行こうとお孫さんからお誘いを受けたそうですが、ラジオに出演するからと「付き添い」をお願いしたそうです。

５・７・５・７・７、三十一文字の短歌を作りため、昨年１２月２５日に、歌集「水惑星（みづわくせい）」を出版されました。
昨年７月に、所属する短歌結社「新墾（にいはり）」の「小田観蛍賞」を受賞したことを機に作られた、齊藤さん初の歌集です。
夕暮れの函館山山頂からの景色が印象的な表紙を開くと、そこには斎藤さんの思いや日々の生活が垣間見える生き生きとした歌が綴られています。

「水惑星」とは、函館のこと。
道南いさりび鉄道に乗って木古内方面から向かう際に見える函館の景色は、まるで水に浮かんでいるようだとお話下さいました。
そんな函館の景色を詠んだもの、生活の中で、お仕事を通じて感じたこと、社会情勢や災害に思いを寄せた歌。
その１首１首、目の前に情景が広がるようです。

お話の中では、栃木県ご出身の齊藤さんが、かつてバレーボールに打ち込み、保健体育の先生をされていたことや、函館に移住し旦那様と会社を立ち上げられたこと。
その会社が、昨年９月の震災の後に、要請を受けて被害の大きかった地域の調査に出向き、社員の皆さんが尽力されたことなど、多岐に渡ってお話くださいました。

短歌は難しいもの、と考える方が多いかも知れません。
齊藤さんの「水惑星」は、とてもまっすぐな言葉が印象的な歌集です。
是非、手に取って頂き、短歌を味わうとともに、興味を持つきっかけになるとステキですね。
皆さんも、身の回りのことを三十一文字で詠んでみませんか？

「水惑星」は、１部２，５００円。
文教堂書店函館テーオー店で取り扱っています。

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