11:10~「人ネットワーク」
FMいるかでは、感染対策をしたうえでスタジオにお客様をお迎えしています。
今日はお客様に、まるたま小屋 店主の北見伸子さんと函館市女性センター 副館長の和泉奈々可さんをお迎えしました。
まるたま小屋はFMいるかのスタジオからも近い、ピロシキの美味しいお店。北見さんは、度々番組にご出演下さり、さまざまな話題を届けて下さいます。
和泉さんは、この番組にご出演されるのは2回目。
前回ご出演の2020年12月の時には、北海道教育大学の学生さんでした。当時は、女性センターでアルバイトを始めて間もない頃。
春に大学を卒業したら、女性センターに就職するとお話下さっていました。
函館のご出身。函館が大好きで、函館の大学に進学をし、函館で就職したいと希望して、この道を選ばれた和泉さんです。
そんなお2人が今日お話下さったのが、16日(土)に女性センターで開催される「ゲイの人と焼きピロシキを作って食べる会」略して「ゲイピロ」です。
今回はこの略称の方が、チラシでは大きな文字で表記されています。
講演などで度々函館を訪れていた、LGBTQ当事者で北海道のLGBT団体「にじいろほっかいどう」の理事長でいらっしゃる国見 亮祐さんと北見さんが講演とは違う形でのイベントをとお話をされる中でスタートしました。
その名の通り、ゲイの人と一緒に焼きピロシキを作って食べて、お話をする会。どなたでも参加できます。
前回は、コロナ禍のため事前にキットを送ってのオンライン開催となりました。
今回は2年半ぶりに、会場に集合しての対面開催となります。
「かろやかにおもいをつつむ」というこのイベント。
参加者は準備された具材を思い思いに生地に包んで、ピロシキを2個作ります。
発酵時間は、参加者の関係性も発酵させる時間。
自己紹介をして、いろいろなお話をして、距離感がぐんと縮まります。
参加の動機は、当事者の人に会ってみたいとか、美味しいピロシキを食べたいなど、それぞれ。毎回、皆さん楽しんで参加しています。
大学時代に地域プロジェクトで、LGBTQに取り組んだ和泉さん。
実は、ピロシキに魅かれてゲイピロに参加した一人です。
鮭にチョコレートを合わせるという、北見さん曰く「小学生的発想」の大冒険ピロシキを作ったそうですが、実はこれがとても美味しかったそう。想像できません。
楽しいしかないくらいに、楽しかったそうです。
自身がこのようにイベントに参加するなど学びを深め、今は女性センターでご活躍です。
女性センターでは、毎月「ホッとたいむ」という時間を設けています。
偶数月は「DV・離婚問題編」そして奇数月は「LGBTQ編」で、さまざまな悩みなどを相談しながらも楽しい時間を設けています。
お悩みがある方などお気軽にお問合せを。
ゲイピロは、どなたでも参加できます。
エプロンと三角巾を準備してご参加いかがでしょう?
ゲイピロ。「ゲイの人」と焼きピロシキを作って食べる会8
7月16日(土)東川町の函館市女性センターで開催。
10時~12時30分、14時~16時30分、各回定員20名
大人1,200円、学生800円
お問合せ にじいろほっかいどう 080-5583-2642(国見さん)
まるたま小屋 Facebookページ にも情報が掲載されています。
11:10~「人ネットワーク」
今日は、北秋田市教育員会 生涯学習課 世界遺産推進係 係長で学芸員の榎本 剛治(たけはる)さんにお電話でご出演いただきました。
北秋田市は、2005(平成17)年に秋田県北部にある鷹巣町など4つの町が統合して誕生した市です。
函館とも親交の深い北秋田市には、昨年世界遺産となった「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産のひとつ「伊勢堂岱(いせどうたい)遺跡」があります。
伊勢堂岱遺跡は、今から4000年程前の縄文後期の遺跡。
見晴らしの良い高台にあり、世界自然遺産の白神山地を見渡すことができます。
そう、世界遺産から世界遺産が見えるんです。
遺跡の主体は、4つの環状列石(ストーンサークル)。
一番大きなものは、直径が約45mもあります。
環状列石の下からは、死者を埋葬した跡が見つかり、祈り・マツリの道具も多く出土しています。
高さ19㎝ほどの板状土偶は、完全な形に復元できる状態で発見されました。
土偶は、何らかの理由で壊されるものが多いと考えられていて、完全な形に復元できるのは珍しいのです。
ユニークなキノコ型土製品も出土しています。
これらの出土品などは、遺跡に隣接する「伊勢堂岱縄文館」で見ることができます。
この遺跡は、1990年代に道路工事を行うための発掘調査で確認されました。
地域の皆さんなどから、遺跡保存の声が挙がったため、道路工事は中止となり、現地保存されることとなりました。
これは大変珍しいことだと思います。
道路はその後、遺跡を迂回する形で工事が行われますが、半地下状で遺跡からは目に入らないように作られているそうです。
このように地域のみなさんが守った遺跡。
「おらほうの遺跡」(秋田弁で「私たちの遺跡」)と地域の皆さんが誇りに思う大切な遺跡です。
榎本さんは千葉県のご出身。
歴史はお好きだったそうですが、縄文に関心を持つのは大学に入ってから。
縄文土器に見られる模様のデザイン性に魅かれたそう。
土器の模様も、時代や地域によって特徴があります。
秋田の土器には、「S」を横向きにして連ねたような、左右非対称の模様が見られるものが多いそうです。
この模様を車体に描いた観光列車「秋田縄文号」も月に一度運行しています。
北秋田市内の飲食店や菓子店では、伊勢堂岱遺跡で発掘された土偶をモチーフにした「土偶チョコ発掘スイーツ」を展開しています。
各店、工夫を凝らしたスイーツを販売しています。
遺跡見学と合わせていかがでしょう?
団体向けの解説や、ボランティアの方による解説なども実施していますので、お出かけの際はお問合せ下さい。
また今後は、遺跡周辺でもイベント等の開催予定もあるそう。
久々の行動制限のない夏。
東北まで足を延ばして遺跡巡りはいかがですか?
伊勢堂岱遺跡ホームページは こちら からどうぞ。
11:10~「人ネットワーク」
FMいるかでは、感染対策をしたうえでスタジオにお客様をお迎えしています。
今日はお客様に、北海道渡島総合振興局 局長の田中 仁さんをお迎えしました。
この春に、渡島総合振興局の局長に就任された田中さん。
札幌のご勤務が長く、函館・道南でお仕事をされるのは今回が初めて。
海のある街に住むのも初めてのことなのだとか。
ご出身は奈良県。通学路には、歴史の教科書に載っているような寺社仏閣が立ち並び、それを目にするのが日常の風景だったそうです。
北海道の広い大地や美味しい食べ物への憧れ、また一人暮らしをしてみたいという思いから、北海道の大学を志望し、高校卒業後に北海道へとやってきます。
生まれ育った奈良とは多くのことが異なり、カルチャーショックを受けることも多々あったそうですが、北海道での生活を楽しまれていたようです。
卒業後は大阪でのメーカー勤務を経て、再び北海道の地へ。
北海道庁の採用試験を受験し、職員となられます。
初任地は岩見沢。当時の空知支庁に勤務をされます。
時代は、北海道経済に大きな影響を及ぼした北海道拓殖銀行(たくぎん)破綻の頃。
経済の担当として忙しい日々を送られます。
その後は、札幌の道庁・本庁での勤務が長かった田中さん。そう、ご出身の奈良も、初任地の岩見沢も、そして札幌も海がありません。
この春からの函館が、田中さんにとって初めての海のある街になりました。
渡島は、函館を含む2市9町。
北海道内には14の振興局がありますが、その中でも多くの産業、見どころがある魅力あふれる地域です。
田中さんは、局長に着任以来、2市9町をくまなく回り、ご自身がその魅力を体感しています。
休日も、公務としてのイベント参加などに加え、街歩きを楽しんでいるそう。
昨日も、「函館マラソン」の開会式に参加された後、函館市地域交流街づくりセンターで開催中の写真展に足を運ばれたそうです。
古都・奈良で生まれ育った田中さんは歴史好き。
今は、明治・大正・昭和期の歴史に関心を持ち、古写真もお好きだそうです。函館には、その時代に因んだものが今も多く残り、見どころが尽きないようです。
管内は新型コロナウイルスの新規感染者数も減少傾向。
イベントも徐々に開催されてきていますが、田中さんからは引き続きの感染対策の実施。
そして、7月10日に行われる、参議院議員通常選挙の投票の呼びかけをしていただきました。
選挙は、期日前投票もショッピングセンターなどで投票ができるなど非常に便利になっています。
当日の投票が難しい方も是非、このような制度を利用して、大切な一票を投じて下さい。
11:10~「人ネットワーク」
今日は、株式会社 矢野旅館 代表取締 工藤 夏子さんにお電話でご出演いただきました。
松前町の矢野旅館の女将を務める工藤さん。
コロナ禍で松前町も観光客減など大きな影響が出ましたが、今年は3年ぶりに「さくらまつり」が開催されるなど、徐々に賑わいが戻りつつあるそうです。
ゴールデンウイークには、お花見にたくさんの方が訪れました。
自動車専用の「函館江差自動車道」が、木古内まで延伸したことで、松前がぐんと近くなったと感じた方も多いようです。
連休中、夏子さんはひたすら、海苔を焼いていたとか。
松前の美味しい寒海苔を贅沢に使ったお弁当は、海苔を段々にすることから「海苔だんだん」と呼ばれています。
これは、旅館内のレストランでも人気メニュー。
今はテイクアウトや、冷凍にしての通信販売も行っています。
海苔は生海苔で作るため、食べる前には焼かなくてはなりません。
それも、工藤さんの重要なお仕事です。
旅館の女将としては勿論、地域でも様々にご活躍の工藤さん。
オンラインの会議などもこなしながら、手掛けていたのが土蔵の改築。
来月オープンというところまで、やってきました。
この蔵は、1831(天保2)年に建てられたものです。
代々、松前藩の船である「長者丸」の船頭を務めてきた松本家の初代・松本金蔵によって建てられ、今年で築191年という歴史のあるものです。
文化財のため釘が打てない等の制約がある中、計画段階からじっくりと時間をかけて取り組んできました。
この土蔵を再利用するためのリノベーション。
その工事の様子を動画などでSNSにアップしてきました。
内装は「北前船」をコンセプトに、船箪笥や糸まき、北前船で松前に運ばれてきた焼き物などの器類他、蔵に所蔵されていたものを展示するそう。
名前は「居見世茶蔵(Sakura)」。「居見世」とは、江戸時代の座って食事をする場所のことです。
夜は旅館宿泊のお客様がゆったりと食事を楽しめる場所となります。
それ以外の時間は、喫茶・ランチ営業で、美味しいコーヒーや、松前の皆さんが大好きな豆腐料理を中心とした郷土料理を提供します。
朝は8時からの営業。朝からゆっくりとコーヒーを、何ていうのも贅沢ですね。
松前は言わずと知れた桜の名所ですが、夏の「あじさい祭り」もコロナ禍以前は毎年の恒例。
今年は開催予定です。
特に藩屋敷の「浮き紫陽花」は、昼も夜のライトアップも見逃せません。
マグロもウニもまもなく漁期を迎えます。
これからの季節も、見どころ美味しいものがいっぱいの松前町。
是非、お出掛け下さい。
「居見世茶蔵(Sakura)」
7月7日(木)プレオープン
7月16日(土)本オープン
8時~17時、水曜定休(予定)
※詳しい営業はSNS等でご確認下さい。
席数に限りがあります。お食事等ご希望の場合は予約をお勧めします。
感染対策をしてお出掛け下さい。
■温泉旅館矢野 ホームページは こちら からどうぞ
11:10~「人ネットワーク」
FMいるかでは、感染対策をしたうえでスタジオにお客様をお迎えしています。
今日はお客様に、チームマツダ行政書士法人から、代表社員の黒瀧 達也さんと社員の松田 聡さんをお迎えしました。
行政書士の皆さんは各々に事務所を構えるなどしてお仕事に当たられる場合が多いですが、この春、道南では初となる行政書士法人「チームマツダ行政書士法人」が発足しました。
お仕事で多くの皆さんの終活に係る機会が多い松田さん。還暦を前にご自身の今後を考えて、法人を立ち上げようと思われたそう。「自分の終活」とお話下さいました。
そこで声を掛けたのが、有望な若手行政書士の黒瀧さんです。出会ってすぐの、まだお互いが何者かもよく分からない状況で「法人を立ち上げたい」とお誘いを受けた黒瀧さんは、非常に驚いたそうですが、そこでお仲間となる決断をします。
ちなみに名称は「チームマツダ」ですが、代表社員は黒瀧さんです。メンバーは他に、行政書士の山本直樹さん、そして長く松田さんの補助者を務めて来られた加藤和美さんも「笑顔の補助者」という肩書で名を連ねます。
行政書士の仕事は多岐に渡ります。権利義務や事実証明の書類や手続きとして、遺言や相続関係、契約書等の作成、会社や法人設立の手続き等々。
許認可・届出等の書類や手続きとして、建設業や産業廃棄物処理業の許可に関する手続き、農地の転用・開発に係る許可等々。中でも黒瀧さんが得意とされるのは、自動車の購入や登録変更などの許可手続きです。
私たちの生活に関わることがたくさんあります。
この度の法人立ち上げに当たり、メンバーの皆さんはユニークな写真を撮影されました。
白塗り・カツラで歌舞伎の演目「白浪五人男」に扮した写真です。
実は黒瀧さん、子どもの頃「函館子ども歌舞伎」のメンバーでした。今も会の活動に関わります。子ども歌舞伎の市川団四郎さん監修のもとポーズを決めて撮影した写真は、法人立ち上げのご挨拶のハガキやメンバーの皆さんの名刺でも見ることができます。
今後は、なんとラッピングバスの側面にお目見えするとか。街中を走る姿を想像すると楽しいですね。
行政書士の仕事は、よろづ相談のようなものとお話下さいました。日々の生活で何かお困りのことや、分からないことは、些細なことでも一度相談してみて下さい。
チームマツダ行政書士法人
0138-33-4675
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