11:10~「人ネットワーク」
FMいるかでは、感染対策をしたうえでスタジオにお客様をお迎えしています。
今日はお客様に、株式会社 H.M.Works(エイチエムワークス)代表取締役 の石垣 充清(あつし)さんをお迎えしました。
末広町の日本最古のコンクリート電柱のお向かいに店舗を構える函館麦酒醸造所ozigi(オジギ)を運営する会社です。
築100年余りのレトロな建物は、醸造所でありレストラン。
この場所でクラフトビールを醸造し、提供しています。
会社の立ち上げは2020年2月のこと。
それまでは会社勤めで事務のお仕事をしていた石垣さんは、生まれ育った函館を何かの形で盛り上げたいという気持ちをずっと持っていました。
ある時、ご夫婦でクラフトビールの醸造を始めた人がいるという話を聞き、大規模でなくてもビールの醸造ができると、会社の立ち上げを決意されました。
それまでビールづくりはもちろん、飲食店に関わったことがあった訳ではありませんでしたが、勉強を重ねて得た知識と、街への熱い思いで今に至っています。
会社名のH.M.WorksのHは「函館」や「北海道」、Mは「盛り上げる」や「みんなで」の頭文字で「みんなで北海道や函館を盛り上げる」という意味が込められています。
店名の「ozigi」は、動作のお辞儀からきています。
日本のお辞儀文化を伝えたいという思いから名付けられました。
当初は会社を立ち上げた2020年のうちに店舗を設ける予定でしたが、コロナ禍によりお店のオープンは2021年7月に。開店から1年半ほど経ち、地元の方、観光の方と足を運ばれる方が増えています。
クラフトビールは世界にたくさんの種類がありますが、日本のビールはまだ多くはありません。
「日本のビールを作りたい」という思いのもと、徳島産の「すだち」を使用した「白すだち」が完成しました。函館の海鮮料理やお寿司にも合うビールです。
定番の「IPA」も人気です。
「ブラックベリー」を使用した「Black Berry Porter(ブラックベリーポーター)」は、この度、横浜で開催されたコンテストで金賞を受賞しました。
函館産のブラックベリー果汁に黒ビールをあわせたもので、エゾ鹿などの肉料理との相性が良さそうです。
ここ数年クラフトビールが人気になっています。
既に好きで楽しんでいる方はもちろん、好みのものが分からない、どんな料理と合わせたら良いか分からないという方は是非、お店で聞いてみて下さいね。
お食事メニューも充実しています。
また、函館空港などではボトルタイプも販売しています。
北海道でとれたホップや日本酒の酒粕を使用しての醸造、地域の素材を活かしたビールづくりなど、いろいろと計画があるそう。
今後の展開も楽しみです。
函館麦酒醸造所ozigi
函館市末広町16-13
月・木・金 17時~22時。
土・日 14時~22時。
火・水 休
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