11:10~「人ネットワーク」
FMいるかでは、感染対策をしたうえでスタジオにお客様をお迎えしています。
今日はお客様に、シーニックdeナイト実行委員会 代表の折谷 久美子さんをお迎えしました。
「シーニックdeナイト」は、国道・道道沿線、観光施設や公園などに手づくりのワックスキャンドルを設置するイベントです。
2006年にスタートして、今年で18回目。
冬の函館のお馴染みイベントのひとつです。
多方面でご活躍の折谷さん。
雪のない時期は、「函館花いっぱい道づくりの会」の代表として、花植えや、その維持管理に奔走されていますが、冬はキャンドルの活動です。
花植えとキャンドルの設置は、一見全く違う活動のようですが、実は深い関りがあります。
「シーニックdeナイト」の「シーニック」とは、「シーニックバイウェイ」のこと。
Scenic(シーニック・・・景観の良い)と、Byway(バイウェイ・・・脇道・寄り道)を合わせた造語で、景観や自然等によって観光や地域活性化に取り組むこと、またそのルートのことを言います。
道南では、「シーニックバイウェイ北海道 函館・大沼・噴火湾ルート」を、官民からなる運営代表者会議の皆さんが、さまざまな活動を通じて盛り上げています。
その一環で、函館新道での花植えの活動が始まりました。
地域の町内会の皆さんや、スポーツ少年団の皆さんが集まって春に花を植え、その後も水やりなどの維持管理を行っています。
共に活動をする中で、花の作業がない冬の時期に会えないのは淋しいと、冬にキャンドルの設置をすることにしました。
当初はアイスキャンドルでしたが、車通りが多い場所ではすぐに消えてしまうためワックスキャンドルになりました。
1リットルの牛乳パックを型にしてのキャンドル作りも楽しく、コロナ禍前はたくさんで集まり、制作する日を設けていました。
コロナ禍以降、ワイワイしながらの制作はできませんが、周辺の町内会や特別支援学校の生徒さんたちの協力で今年も既に3000個以上のキャンドルが完成しています。
例年になく雪の多い冬。キャンドルの灯りは映えそうですが、設置が大変そう。
各場所の実施団体や地域の皆さんと協力して除雪を行いながらの作業になりそうです。
どの場面でも、地域の皆さんの協力が欠かせません。
今年もやさしいキャンドルの灯りに街が包まれます。
是非、あたたかくしてお楽しみ下さい。
開催について詳しくは、こちら をご覧下さい。