11:10~「人ネットワーク」
FMいるかでは、感染対策をしたうえでスタジオにお客様をお迎えしています。
今日はお客様に、ピアニストの伊藤 亜希子さんをお迎えしました。
前回ご出演時(昨年2月)は、感染対策のためスタジオにお客様をお迎えできませんでしたので、グランドピアノが2台もあるレッスン用のお部屋からお電話でご出演下さいました。
スタジオに来ていただくのは、一昨年2020年10月末以来のことです。
コロナ禍等でリサイタルは、2年連続中止を余儀なくされました。
その間も、演奏の機会は度々ありましたが、実は昨年はケガをされていた時期がありました。
何と、手首の骨にヒビが入ってしまったのです!!
翌日の日中に本番を控えた8月の夜のことでした。
作家・谷村志穂さんが自著を読むイベントにピアノ演奏で参加される予定になっていた伊藤さん。
病院から帰宅して、急遽左手だけで演奏可能な曲をピックアップしたそう。
ギブス姿で現れた伊藤さんに共演の皆さんは驚かれたそうですが、そこはプロのテクニック。
演奏を終えるまでお客様は気づかなかったんですって!!
その後、バリトン歌手の方のピアノ伴奏の際は、東京藝大に進学したお弟子さん(ゆきちゃん)がタイミングよく帰省中!
右手パートを担当してくれました。
その他、代役の方をお願いしたステージもありました。
演奏復帰は、10月の音楽協会の定期演奏会。
サクソフォン奏者・橋本公志さんの伴奏でのことでしたが、この時もまだ随分痛かったそうです。
今は、すっかり回復されています。
そんなこんなで、3年ぶりのリサイタルが来月20日に開催されます。
伊藤亜希子後援会主催のリサイタルは、2019年に20回という節目を迎え、まだまだこれからというタイミングでストップしていましたので、伊藤さんはもちろん、後援会の皆さん、お弟子さんやその保護者方たちなどなど、関わる皆さんが待ちに待ったリサイタルです。
今回は第1部にスカルラッティの短い曲を数曲。
ショパンはお馴染みの「ノクターン 変ホ長調 Op.9-2b」も演奏されますが、今回は「ナショナル・エディション」という「ショパン国際コンクール」でも推奨される楽譜からの演奏となり、これまで弾いてこられたものとは異なります。
驚かれるかも知れませんが、是非お楽しみ下さい。
第2部では、ケガをされていた頃に演奏されていた左手の楽曲(スクリャービン作曲)、今年没後30周年(昨年生誕100周年)のピアソラの楽曲を、珍しいピアノソロバージョンで演奏されます。
バラエティに富んだ選曲、盛りだくさんのプログラムです。
感染対策をしてお出掛けいかがですか?
後援会主催 第21回 伊藤亜希子ピアノリサイタル
11月20日(日)函館市芸術ホールにて開催
開場 13時15分 開演 14時
一般 2,000円(会員 1,800円) 学生 1,000円
チケットは函館市芸術ホールで取り扱っています。
チケットの当日取り置きなどお問合せは 事務局 090-7641-8036まで。
伊藤さんのブログ ★伊藤亜希子オフィシャルブログ★は、こちら からご覧ください。