11:10~「人ネットワーク」
今日は、CALAMARI(カラマリ)食堂 シェフの大澤 世(とし)さんにお電話でお話をお伺いしました。
昨年11月、末広町の「十字街カルチャーセンター臥牛館」内にオープンしたCALAMARI食堂は大澤さんが1人で切り盛りするお店です。
「CALAMARI(カラマリ)」とは、イタリア語でイカというのが本来の意味ですが、鮮度が良いものという意味でも使われるのだそう。
そこに、日本語の「絡まり」もかけて、お客様との繋がりなどの意味を込めて名付けられました。
大澤さんは函館のご出身です。
高校卒業までを函館で過ごし、東京の大学に進学。
その後、さまざまなジャンルの飲食店で多くの経験を積んで、5年ほど前に函館にUターンして来られました。
子どもの頃からサッカーを続け、函館ラ・サール高等学校では、2年生からラグビー部に所属されます。
今は、全国大会(花園)にも出場するチームですが、当時北海道の高校ラグビーは札幌山の手高校の1強時代。
大澤さんと同じ学年には、後に日本代表キャプテンとなるリーチ・マイケル選手が在籍しており、対戦したこともあるそうです。
またバンド活動もしており、ボーカルとして多くのステージにも立たれました。
お料理は子供の頃から好きだったそう。
7歳上のお兄様(現在、東京で料理人としてご活躍です!!)と一緒に、母の日にお母様へオムライスを作ったのが、初めての料理の記憶だそうです。
その後も、ご家族の料理を手伝ったり、自ら腕を振るう中で、美味しいと食べてもらえるのが嬉しく、料理の道へ進みたいと思うようになったそうです。
函館では、CALAMARI食堂オープン以前から末広町の衣料品店「ロフト」で料理を提供していました。
現在も、平日はCALAMARI食堂で昼・夜の営業、土日はロフトで料理の提供と休みなしの毎日を送ります。
様々なジャンルの経験を積まれた大澤さんらしく、CALAMARI食堂の昼はご飯とおかずの定食など、夜はお客様のリクエストに応え、ロフトではお店の雰囲気に合わせてカレーやパスタなどを提供と、手掛けるお料理の幅がたいへん広いのが特長です。
食材はその日に手に入るものを使うため、メニューは日替わりで、その日にならなければ何を提供できるかご本人にも分かりません。
それを楽しみに、数日空けず足を運ぶ常連さんもいらっしゃるそうですよ。
そして今週末は、イベントで番組のレギュラー「Hakodate Farmers Marche」メンバーとコラボです。
20日(土)シエスタハコダテで開催されるマルシェでは、各農園の旬な野菜を使った温かいスープが販売されますが、今回はそのスープの監修を大澤さんが努めました。
各農園自慢の美味しい野菜を、雪景色をテーマにした4種の白いスープとして提供します。
是非、お楽しみ下さい。
CALAMARI食堂は平日のみ。
函館市末広町9-9 十字街カルチャーセンター臥牛館 1階
ロフトでのお料理提供は土・日
函館市末広町4-11
※席に限りがあります。ご予約のうえご来店下さい。
予約はインスタグラムからまたは080-4047-1039
Hakodate Farmers Marcheは2月20日(土)14時から
シエスタハコダテ屋外テラスにて
※感染対策をしてお越しください。