11:10~「人ネットワーク」
FMいるかでは、感染対策をしたうえでスタジオにお客様をお迎えしています。
祝日の今日はお客様に、市立函館高等学校 放送局の山田 菜々美さん、大宮 愛梨さんをお迎えしました。
お2人は、市立函館高等学校の放送局「SBC」(ShiritsuHAKODATE BroadCasting studio)の3年生として、FMいるかでも月に1度の「高校生通信」(日曜日の「WILL」内で放送)で声を届けてくれていました。
生放送のスタジオには初登場です。
今年の5月、放送コンテストの「ラジオドキュメント部門」に出品する番組制作のために私・佐々木を訪ねてくれたお2人。
自分の声が好きではないという大宮さんが、「声」をテーマに番組を作ろうと発案。
学校の同級生や声の良く通る先生など、さまざまな人にインタビューする中で私も取材をしていただきました。
完成した作品は「北海道高等学校文化連盟 第46回全道高等学校放送発表会 兼 第69回NHK杯全国放送コンテスト」の「ラジオドキュメント部門」で最優秀賞を受賞。
道南の代表として、全道大会に出場しました。
山田さんは「朗読部門」に出場。
同じく最優秀賞を受賞して全道大会に出場しています。
今日は、コンテストで朗読した内田百閒の「ノラや」を一節、披露してくれました。
それまでのお話ぶりや声の雰囲気から一変。
素晴らしい朗読でした。
現在は、部活を引退しているお2人。
先日行われた学校祭では、放送局としての役割から解放され、はじめて学校祭を純粋に楽しんだそうです。
まもなく夏休み。
3年生のお2人は、勉強に忙しい毎日を送ることになりそうです。
まだ今後の目標は具体的には決まっていないということですが、可能性がたくさんある希望に満ちた笑顔がキラキラで印象的でした。
映像などの編集作業が楽しかったので、今後も続けてみたいという大宮さん。
メディアに係る仕事ができたらという山田さん。
どんな道を進んでいくのか、とても楽しみなお2人です。
SBC 市立函館高等学校放送局のサイトでは、ブログのほか活動記録や大会成績などが掲載されています。 こちら からご覧ください。