11:10~「人ネットワーク」
マスクの着用、スタジオ内の換気、消毒を徹底してお客様をお迎えしています。
今日はお客様に、千代台陸上スクール(CRS)コーチの窪田 美津子さんをお迎えしました。
熱戦が続く東京オリンピック。30日からスタート予定の陸上競技には、函館出身の2人の選手、金井大旺(たいおう)選手(男子110メート障害)と、城山正太郎選手(男子走り幅跳び)が出場します。
窪田さんは2人を輩出した、CRSでコーチを務めています。
両選手は、共に小学生の頃に陸上を始めます。窪田さんは、その直後からコーチをしており、子どもの頃からの2人をよくご存知です。2人とも口数が少なく大人しかったそうですが、真面目で練習熱心だったそう。
金井選手は早くからハードルに取り組みました。一方の城山選手は、小さな頃から足が速く、始めは短距離で競技会に出場していました。現在の走り幅跳びに本格的に取り組むのは高校生の頃からなんだそう。城山選手の跳躍は、助走の速さに特徴がありますが、そのスピードはCRSで培われたものだったんですね。
お2人がオリンピック出場を決めた日本選手権を窪田さんは、ご自宅のテレビで見守っていたそうです。
函館出身で、ご自身も小学生の頃から走り幅跳びの選手だった窪田さん。中学校時代の陸上部の顧問だったのが、CRSで長くコーチとして活躍し、金井・城山の両選手も指導した田口純子さんでした。
学校卒業後、陸上からは離れていた窪田さんですが、娘さん2人がCRSで指導を受けることになり、ご自身もコーチとしてスクールに携わることになります。
窪田さんの陸上の師であり、共にコーチとしてCRSで指導に当たった田口さんは、一昨年2019年に他界しています。今回のオリンピックを見てほしかったとお話しくださいました。
今現在CRSには、幼稚園の年中さんから中学生くらいまで100名弱の子どもたちが所属しています。
先輩たちのオリンピック出場を喜びながらも、金井・城山両選手はテレビの中で活躍する遠い存在のようで、いまいち実感が湧いていないようです。
オリンピック終了後、陸上を始めたいというお子さんも増えるのでは?CRSでは随時、見学・募集を受け付けています。
運動が得意で選手を目指したい子どもたちはもちろん、運動会で早く走りたい、運動は苦手だけれど楽しみながらやってみたい等々、どんなお子さんも大歓迎。子どもには無限の可能性があると窪田さんもお話下さいました。短距離・中距離・跳躍など種目もさまざまです。
現在も、将来が楽しみな子どもがたくさんいるそう。今後も函館から世界の舞台に羽ばたく選手が出てくるかも知れません。楽しみですね。