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11:10~「人ネットワーク」
マスクの着用、スタジオ内の換気、消毒を徹底してお客様をお迎えしています。
今日はお客様に、画家のささき ようすけさんをお迎えしました。
ご自身の創作活動に加え、絵画教室を主宰され指導も行うささきさん。
毎年秋に開催される、函館市民文化祭の展示部門「函館アートフェスティバル」の実行委員長も務めていらっしゃいます。
そのささきさんが、この度本を作られました。「凡洋山讃之書(ぼんようさんさんのしょ)」というタイトルは、山も海も入っていて音の響きも弾むようです。白い紙に黒いペンのみで描かれた作品に、ご自身で文章もつけられました。
ここ数年、アートフェスティバルで毎年ささきさんの作品を拝見していますが、大きく色もカラフルな作品が印象的でしたので、今回の作品を見た時、少し意外な感じがしました。
細かくさまざまな物が描かれているところは共通していますし、作品にとても素敵で誌的なタイトルをつけられるささきさん。今回の作品も、始めは驚きましたがその世界観の根底は変わらない気がしました。
現在、丸井今井函館店6階の本屋さん「函館栄好堂」で、出版記念の作品展を開催しています。
会場では今回の本の原画に加え、ささきさんが書き溜めていた作品も見ることができます。私たちにも馴染み深いA4のコピー用紙にボールペンのみで書かれた白黒の作品。かつて10年間程、描き続けたものが束になり展示されています。手に取ってご覧いただくことができます。
今回久しぶりに白黒作品を描かれることになりますが、今回はボールペンではなくマンガを描く際に使われる「つけペン」を使用しています。つけペンを使って絵を描く動画をご覧になったことをきっかけに、書いてみようと思われたそう。
描く際は、最初から完成形のイメージがあるわけではないそうです。書き進めながらイメージができ、作品が完成されるんだそうです。
そうやって生まれた「凡洋山讃之書」。ささきさんの世界観が詰まった1冊です。
会期中、時間があれば会場に顔を出すとのこと。お会いしたらお声をかけてみて下さいね。
感想を書いていただくノートもありますので、こちらも是非ご記入をお願いします。
展示会は7月25日(日)まで。
丸井今井函館店 6階 函館栄好堂にて
10時~19時
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