11:10~「人ネットワーク」
消毒・換気など感染対策をしたうえで、スタジオにお客様をお迎えしています
今日はお客様に、北海道立函館美術館 学芸員の石井 紗輝(さき)さんをお迎えしました。
昨年4月に北海道立函館美術館の学芸員に着任した石井さん。東京のご出身で、大学を卒業して学芸員の道へ。札幌の美術館に1年お勤めをされ、函館へやってきました。
「芸術の秋」。現在、北海道立函館美術館では、石井さんが担当される展覧会が開催されています。北海道を代表する画家のひとり・国松登の作品展「北の抒情と幻想 国松登展」です。
国松は函館出身の画家ですが、これまで函館でまとまった数の作品を見る機会はなかなかありませんでした。函館美術館でも大規模な回顧展を開催するのは今回が初めてのことです。
北海道の作家らしく、雪原や流氷などを題材に描かれた作品が多いのですが、決して冷たいイメージではなく、静寂の中にもどこか情感や温かみが感じられる作品が並びます。
長い画業の中での作品の変遷なども味わうことができます。
また国松が使用していたパレットなどの画材、同時代に活躍した画家や憧れ慕った三岸好太郎の作品、活動の様子などが窺える文学資料なども展示されています。見応えのある作品展です。
作品を見て、それぞれに思いを寄せ解釈するのも良いですが、国松がどんな画家だったのか、どのような背景で作品が生まれたのかを知ると、より興味深い鑑賞ができそうです。
14日(日)には「見どころ解説」が、28日(日)には「国松登の生涯と画業について」と題した美術講座が開催されます。共に、石井さんが講師となりお話をされます。
展示室前手前のホールでは、工作コーナー「ハコビ・アトリエ」も実施しています。
国松の作品「眼のない魚」にちなんで、皆さんが思い思いの魚を仕上げることができるものです。材料は全て美術館で用意しています。魚の形の枠組みに、カットされたセロファン紙を張り付けて完成させます。手ぶらで、簡単にできる作業です。是非お楽しみ下さい。
因みに、JR札幌駅の構内(バスターミナルに向かう通路)では国松が原画を手掛けた大きなステンドグラス作品「黎明」を見ることができます。札幌へお出かけの際には探してみて下さいね。
また7日(日)までは芸術週間の諸行事も開催。コレクション(常設展示)は無料でご覧いただけますし、過去の展覧会のポスターも無料配布しています(数に限りがあります)。
明日6日(土)には、松前高校の書道部によるパフォーマンスも行われます。
函館出身の国松の展覧会。また、さまざまイベントも開催されています。美術館周辺の紅葉も見ごろを迎えています。是非、感染対策をしてお出掛け下さい。
「北の抒情と幻想 国松登展」は12月5日(日)まで。
9時30分~17時(入場は16時30分までにお願いします。)
月曜休館
観覧料 一般 920円、高大生 610円、小中生 300円(各種割引料金有)
※6日の松前高校書道パフォーマンスは、①11時~ ②13時~
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②ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア/カーメン・マクレエ
③フール・オン・ザ・ヒル/サラ・ヴォーン
④デイ・トリッパー/オーティス・レディング
⑤エリナー・リグビー/アレサ・フランクリン
⑥恋を抱きしめよう(We can Work It Out)/チャカ・カーン
⑦イエスタディ/カーラ・トーマス
⑧ゴット・トゥ・ゲット・ユー・イントゥ・マイ・ライフ/エラ・フィッツ・ジェラルド
⑨キャリー・ザット・ウェイト/カーメン・マクレエ
⑩レット・イット・ビー/レイ・チャールズ
⑪ゲット・バック/サラ・ヴォーン
⑫ドント・レット・ミー・ダウン/ランディ・クロフォード
⑬ヘイ・ジュード/ウィルソン・ピケット
⑭ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード/アレサ・フランクリン