11:10~「人ネットワーク」
消毒・換気など感染対策をしたうえで、スタジオにお客様をお迎えしています
今日はお客様に、遺愛女子高等学校 英語科3年生の笹森 ルカさん、斉藤 稀々(きき)さん、冨成 明日羽(あすは)さん、古館 希和(きわ)さんをお迎えしました。
今日は祝日。いつもはこの時間が学校の高校生がスタジオに来てくれました。感染対策のため前後半に分けてお2人ずつのご出演となりました。
遺愛の英語科では、函館に入港するクルーズ客船の乗客の皆さんの通訳などをする「客船ボランティア」(通称“客ボラ”)という活動を行っています。
昨年・今年はコロナ禍で、皆さんが楽しみにしていた「客ボラ」が行えない中、生徒の皆さんがアイディアを出したり、先生が提案をしたりで新たなことにも取り組みました。
「遺愛ファーミング」では、学校に畑を作り野菜の栽培に挑戦。収穫した野菜はチャリティー販売をしたり、地域の子ども食堂に届けて喜んでもらえたそうです。
また、道南で農業を学ぶベトナム人の技能実習生と交流を深める「IAI×FOOD・AID(フードエイド)」も実施しました。コロナ禍で母国に帰ることができずに不安を抱えていたり、寂しい思いをしている実習生がいます。
20代など生徒の皆さんと年齢の近い実習生も多く、生徒の皆さんは、練習したベトナム語で自己紹介をしたり、実習生の皆さんも一生懸命学んだ日本語でコミュニケーションしたそうです。
北斗市出身の笹森さんは、さまざまな活動をする中で情報を伝える仕事に就きたいという夢を持ったそう。今後はアナウンサーなど、伝える仕事に就くことを目指した進学を希望しています。
斉藤さんは東京生まれ。中学生の時に北斗市に引っ越してきました。番組の中では、覚えたベトナム語での自己紹介も披露してくれました。本が好きで出版社で働きたいと希望しています。
冨成さんは、愛知県の出身。ご家族のお仕事の関係でこれまでさまざまな土地で生活してきました。小学生の頃にはアイルランドに住んだこともあるそう。北海道・日高の中学校を卒業して遺愛に進学しました。本が好きで、アイルランドや遺愛で身に着けた英語の力を活かした仕事に就きたいとお話してくれました。
古館さんは、今年の5月にも番組にご出演。音楽部に所属していて、昨年はコロナ禍で開催されなかったNHK全国学校音楽コンクール(Nコン)が今年は開催予定とお話してくれましたが、その後開催された大会で見事目標である全道大会出場を果たしました。
フランス語に興味を持ち、大学で学ぶために頑張っています。「縄文DOHNANプロジェクト」が手掛ける、縄文紙芝居の多言語化のフランス語訳にも関わっています。
楽しく充実した高校生活も残りわずか。遺愛で学んだこと、函館で過ごした時間は、これから進む道の中できっと大きな力になることでしょう?
夢に向かってキラキラ輝く彼女たち。どうか夢が叶いますように!!