11:10~「人ネットワーク」
FMいるかでは、新型コロナウイルス感染再拡大にともなう特別番組編成で放送をお届けしています。当面の間お客様はお電話でのご出演となります。
今日は、NHK函館放送局 局長の南部 淳さんにお電話でご出演いただきました。
昨年7月に函館放送局の局長に就任された南部さん。1979(昭和54)年生まれの42歳です!!全国に放送局があるNHK、40代の局長さんが7名いらっしゃるそうで、そのうちのお一人。もともとは報道カメラマンとして、現場でバリバリと取材をされていたそうです。
ご出身は神奈川県。大学時代にスキューバダイビングを始め、ダイビングのために訪れた伊豆諸島の三宅島で噴火に遭遇します。不安な気持ちでいたところ、報じられる映像を見て安心したという経験から、NHKを志望されます。
初任地は熊本。大学を卒業するまで神奈川にお住まいで、九州には縁がなく、始めは地元の方の言葉を理解するのも一苦労だったそうです。
次は札幌へ。ダイビング経験を活かして流氷の下から生中継をするなどご活躍されます。
東京本部、インドネシア・ジャカルタでの駐在、福岡、高知とご勤務をされ、函館の直近は東京本部。報道局映像センターでインターネットでのニュース記事・動画配信を担当され、函館に赴任されました。
その函館放送局は、明後日2月6日に90周年を迎えます。
1932(昭和7)年、函館放送局(JOVK)は、ラジオで放送を開始します。テレビ放送のスタートは1957(昭和32)年。全国でも8番目の早さです。当時放送局は、現在のFMいるかのすぐ近く、元町にありました。現在も放送記念碑が立っています。千歳町への移転は1967(昭和42)年のことです。
現在は40名ほどの職員の皆さん、更にはさまざまな協力会社の皆さん合わせて80名ほどが、さまざまな業務に当たっています。
90周年を記念し、函館コミュニティプラザ Gスクエアでは現在「JOVKが伝えた道南の記録」を開催中。NHKが保存する映像や資料で道南の歩みを振り返ります。
また、今日4日(金)18時50分からの「ほっとニュース函館」(テレビ)では、90周年のキャッチコピーを発表します。お見逃しなく。
NHKでは、アナウンサーやレポーターの方だけではなく、実際に現場で取材をしたスタッフの皆さんも画面に登場し、情報を伝えることがあります。南部さんもカメラマン時代、登場の機会が多く、出演もお好きだったそう。なかなか局長が出演と言う機会はないそうでうすが、是非ご登場いただきたいですね。
函館へはご家族で赴任された南部さん。お休みの日には、お子さんたちと一緒にお出かけになり、函館生活も楽しんでいらっしゃるようです。
次の10年で、100周年となるNHK函館放送局。そこから発信される情報は、私たちの生活になくてはならないものです。
NHK函館放送局 開局90周年「JOVKが伝えた道南の記録」
本町シエスタハコダテ4階 函館コミュニティプラザ Gスクエアで6日まで開催。
10時~20時(最終日のみ17時まで)
入場無料
※感染対策をしてお出掛け下さい。
NHK函館放送局のホームページはこちら