11:10~「人ネットワーク」
FMいるかでは、新型コロナウイルス感染再拡大にともなう特別番組編成で放送をお届けしています。当面の間お客様はお電話でのご出演となります。
今日は、株式会社 函館島 蒲生 寛之さんにお電話でご出演いただきました。
株式会社 蒲生商事の常務取締役であり箱バル不動産の代表として、さまざまなことに取り組む蒲生さん。
昨年、「水曜人ネット」のレギュラー出演者・阿部光平さんと一緒にご出演下さった際には、大町改良住宅横の広場で開催された「ローカルマーケット」をご紹介下さいました。開催の2日間は多くの方が足を運び楽しまれたそうです。
12月には同じ場所で、冬の屋外で温かいフードなどを楽しむ「大町湯気市」の開催を予定しましたが、その日は非常に風が強く、また会場の足元が悪くなることなどから中止に。残念ではありますが、今後の場所の活用に可能性を感じる企画となりました。
その蒲生さんが東京のデザイナーで色彩計家の片岡照博さんと2020年11月に立ち上げたのが「函館島」。ここでは、街づくり事業を手掛けます。
観光地としてのイメージが定着している函館ですが、一歩踏み込むとローカルな部分も面白い街。そんなローカルカルチャーに注目し函館が観光だけでなく、暮らしを誇れる街にシフトしていくことを目指し活動しています。
またオーストラリアの塗料メーカー「ヘイムスペイント」の北海道地区の代理店として、同社の自然派塗料の取り扱い、塗装を中心としたインテリアやエクステリアの提案なども行います。
先月までは「函館カラ―を見つけよう!!」というプロジェクトを展開していました。函館の建物や自然からイメージする色を市民から募集し「函館カラ―パレット」を作ろうというもの。
更には、実際のペンキを今後、建物の改修などに用いて行こうと計画しています。
春頃には、更なる展開が示されそうですので、情報リリースを楽しみに待ちましょう。
函館は人口の減少が大きな問題となっていますが、一方でここ数年、特に若い世代の移住、Uターンも増えています。
世界各地を巡って、結果函館に落ち着いたという方もいらっしゃるそう。
経済状態やコロナ禍など、厳しい面もありますが、まだまだ大きな可能性がある街です。
そして蒲生さんのような若い世代の方が、街の魅力を掘り起こし発信してくれています。
今後の活動の展開も楽しみですね。