カテゴリ: オトノハにのせて の記事

2021年 08月 02日 UP!

8月2日(月)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



 

11:10~「人ネットワーク」

マスクの着用、スタジオ内の換気、消毒を徹底してお客様をお迎えしています。

 

今日はお客様お2人にご出演頂きました。サイエンス・サポート函館の立花 浩司さんはスタジオに、そして防災ファシリテーターの南部 優子さんは大阪からZoomでのご出演です。

 

函館では毎年夏に、サイエンス・サポート函館主催の「はこだて国際科学祭」が開催されています。2009年にスタートし、今年で13年目。

科学初心者の方やお子さんも楽しめるものから、熱心な科学ファンが集うものまで、多彩なプログラムが毎年数多く実施されています。

 

昨年はコロナ禍でオンラインで開催されたプログラムも多く、函館以外から参加の方も多く見られました。今年もオンラインで開催されるもの、対面での開催になるものさまざま予定されています。

 

その中で、今年目玉プログラムと準備を進めているのが、8月21日(土)10時からZoomを使ったオンラインで開催される「想像&創造してみよう!自動運転のある生活・社会」~「SFプロトタイピング」手法を使って~です。

南部さんはこのプログラムに出演者の一人として、参加します。はこだて国際科学祭には、今回が初参加です。

 

「SFプロトタイピング」とは、未来を想像し対話をするための思考の方法のひとつ。プロトタイプは試作という意味です。皆さんもSF(サイエンス・フィクション)小説や、映画、ゲームなどの形で「もしもの世界」を想像してみたことはありませんか?

その「もしもの世界」から逆算し、そこに至るあれこれー科学技術が社会へもたらす影響や変化等―を想像しながら仮説をたてていきます。

ゲームの世界では選ぶものが変わると、その後の世界が変わっていきます。私たちの実際の生活もそれと同じ、何を選択するのかで未来の展開が変わっていくのです。

「SFプロトタイピング」は、未来を楽しく考えながら、それならば何ができるのか、そのために何が必要かを想像するもの。近年大変に注目されている手法です。

 

放送の中では例として、防災ファシリテーターで4人のお子さんがいらっしゃる南部さんに防災では?子育ての場面では?とお話いただきました。

当日はこの手法で「自動運転」について考えていきます。

 

これ以外にも、科学祭では数多くのプログラムが実施されます。どなたでも参加できますが、地元の若い世代の皆さんに多く参加してもらえたらと立花さんがお話下さいました。

科学は苦手。ワークショップってどうしたら良いの?という方も、難しく考えずに、まずはいろいろなプログラムを立花さん曰く「つまんで」みて下さい。

その中から、興味のあるもの、より深く掘り下げたいものが見つかるかも知れませんね。

 

詳しくは、はこだて交際科学祭のHPをご覧ください。

ホームページはこちら

※申し込みはHP内の応募フォームで受け付けます。

お電話でのお問い合わせは 0138-34-6527まで。



| 2:37 PM | オトノハにのせて |

2021年 07月 30日 UP!

7月30日(金)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

マスクの着用、スタジオ内の換気、消毒を徹底してお客様をお迎えしています。

 

今日はお客様に、市立函館博物館 学芸員の佐藤 智雄(のりお)さんをお迎えしました。

 

今週27日の火曜日、函館の大船遺跡と垣ノ島遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されました。

その瞬間をご自宅のテレビの前で迎えたとおっしゃる佐藤さん。考古学がご専門の学芸員さんとして、市立函館博物館で縄文に関する展示を担当して来られました。

 

今年度の企画展は「大船・垣ノ島遺跡と世界遺産」。大船・垣ノ島の両遺跡からの出土品をはじめ、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産の中から、北海道にある遺跡から出土された資料の展示もあります。

 

土偶と言うと、中空土偶(カックウ)を思い浮かべる方も多いでしょうが、実は大きさや形状はさまざま。表裏で表情の異なる(頭部のみなので、どちらが表でどちらが裏かは不明ですが)「双眼土偶」。板状の「板状土偶」など、この地域で出土したいろいろなタイプの土偶をご覧いただけます。「縄文人ってこんな顔だったのかな」「知り合いに似てるな」なんて、ご覧になっても面白いかも知れませんね。

 

遺跡からは炭化した木の実なども見つかっています。貝塚の出土品も含めて、食生活もうかがい知ることができますので、どんな風にたべていたのか想像するのも興味深いですね。

スプーン形の土製品も出土しています。土器から、そんな道具を使って食事をしていたのかも知れませんね。

 

世界遺産の構成資産は、このエリアでは大船・垣ノ島の2つの遺跡ですが、函館周辺には数多くの遺跡があります。今、皆さんがいるあたりも実は遺跡かも?

またそこからは、多くのユニークな遺物が出土しており、博物館や資料館で見ることができるものも数多くあります。

 

現在、それらの遺跡や博物館・資料館を巡るスタンプラリーも開催しています。スタンプを集めて応募すると抽選で豪華賞品が当たります。また各施設で来館者限定のミュージアムカードももらうことができます。ご家族でドライブがてらいかがでしょう?

 

是非、この機会に縄文巡りを楽しんでみませんか?その際、お時間がありましたら是非、学芸員さんの解説も聞いてみて下さい。お気軽にお声を掛けてみて下さいね。

 

「大船・垣ノ島遺跡と世界遺産」は、函館公園内の市立函館博物館で開催中。

9月26日(日)まで。(8月9日と9月20日を除く月曜休館)

9時~17時(最終入館16時30分)

一般 500円、大学・高校生 300円 小・中学生 100円

(各種割引制度等あります。来館の際は年齢等証明できるものをお持ちください)

 

ホームページはこちら



| 2:55 PM | オトノハにのせて |

2021年 07月 28日 UP!

7月28日(水)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

マスクの着用、スタジオ内の換気、消毒を徹底してお客様をお迎えしています。

 

今日はお客様に、森町 地域おこし協力隊の山中 治さんをお迎えしました。

 

山中さんは北海道・岩見沢市のご出身。北海道内の大学で学んだ後、東京でシステムエンジニア(SE)としてお仕事をされ、2019年2月に森町の地域おこし協力隊として移住されました。

 

奥様は道南・八雲町のご出身。いつかは北海道に戻って生活したいという思いがおありだったそうです。

たまたま森町で協力隊を募集していることを知り応募します。実は森町の地域おこし協力隊は、山中さんが第1号。「チヤホヤしてもらえるのでは?」とやって来ましたが、何と役場にはSEとしてお仕事をして来られた山中さんをも上回るITに長けた職員さんがいらっしゃったそう!その方とは、すぐに親しくなったそうです。

 

会社勤め時代は、通勤に1時間かかっていたという山中さん。今は5分程度。お昼ご飯を食べに家に帰ることもできちゃいます。

2年半ほどになる森町での生活は、移住前に想像していたよりも不便がないそうです。

森町は美味しいものがたくさんあって、飲食店も件数が多く、さまざまなチェーン店もあります。

 

そんな森町の良さを発信するのも山中さんの役目です。協力隊のミッションのひとつが特産品のPR。野菜や海の幸など美味しいものがたくさんの森町ですが、林産業も盛んで炭焼き小屋がいくつもあります。これらを取材して情報発信をしています。

移住体験住宅の運営・管理もミッションのひとつ。コロナ禍以前は、各所に出向いて移住相談なども行っていたそうです。

 

協力隊と並行してデザインのお仕事も手掛けています。森町の特産品がたくさん描かれた、かわいいメモ帳も山中さんのデザインです。

地域の人たちと一緒に「一般社団法人 モリラボ」も立ち上げました。なんでも光らせちゃう「モリラボ」。地域の文化祭に光る盆栽を出展したり、小学生向けにLEDを使ったワークショップを開催したり、中止になった「桜まつり」のかわりに桜のライトアップをしたりと、楽しみながら活動をしているようです。

 

来年1月に協力隊の任期が満了となりますが、山中さんはその後も森町に住み続ける予定です。

今後の活動拠点となる場所も決めました。年齢層幅広く、さまざまな街の人が集える場所になりそうです。山中さんの今後の活動も楽しみですね。

 

山中さんは、31日(土)に開催されるオンラインの移住セミナー「第1回北海道・渡島地域の暮らしセミナー “住みたいまちを見つけよう!”」に参加し、森町のご案内と共に、先輩移住者としてご自身の体験をお話される予定です。

渡島地域への移住に関心がある方がお知り合いにいらっしゃいましたら、是非参加をお勧め下さい。

 

詳しくはこちらの渡島総合振興局のHPでご確認下さい。

 

山中さんのTwitterInstagramも是非ご覧ください

素敵な写真がいっぱいです♪



| 4:10 PM | オトノハにのせて |

2021年 07月 26日 UP!

7月26日(月)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

マスクの着用、スタジオ内の換気、消毒を徹底してお客様をお迎えしています。

 

今日はお客様に、千代台陸上スクール(CRS)コーチの窪田 美津子さんをお迎えしました。

 

熱戦が続く東京オリンピック。30日からスタート予定の陸上競技には、函館出身の2人の選手、金井大旺(たいおう)選手(男子110メート障害)と、城山正太郎選手(男子走り幅跳び)が出場します。

窪田さんは2人を輩出した、CRSでコーチを務めています。

 

両選手は、共に小学生の頃に陸上を始めます。窪田さんは、その直後からコーチをしており、子どもの頃からの2人をよくご存知です。2人とも口数が少なく大人しかったそうですが、真面目で練習熱心だったそう。

金井選手は早くからハードルに取り組みました。一方の城山選手は、小さな頃から足が速く、始めは短距離で競技会に出場していました。現在の走り幅跳びに本格的に取り組むのは高校生の頃からなんだそう。城山選手の跳躍は、助走の速さに特徴がありますが、そのスピードはCRSで培われたものだったんですね。

お2人がオリンピック出場を決めた日本選手権を窪田さんは、ご自宅のテレビで見守っていたそうです。

 

函館出身で、ご自身も小学生の頃から走り幅跳びの選手だった窪田さん。中学校時代の陸上部の顧問だったのが、CRSで長くコーチとして活躍し、金井・城山の両選手も指導した田口純子さんでした。

学校卒業後、陸上からは離れていた窪田さんですが、娘さん2人がCRSで指導を受けることになり、ご自身もコーチとしてスクールに携わることになります。

窪田さんの陸上の師であり、共にコーチとしてCRSで指導に当たった田口さんは、一昨年2019年に他界しています。今回のオリンピックを見てほしかったとお話しくださいました。

 

今現在CRSには、幼稚園の年中さんから中学生くらいまで100名弱の子どもたちが所属しています。

先輩たちのオリンピック出場を喜びながらも、金井・城山両選手はテレビの中で活躍する遠い存在のようで、いまいち実感が湧いていないようです。

 

オリンピック終了後、陸上を始めたいというお子さんも増えるのでは?CRSでは随時、見学・募集を受け付けています。

運動が得意で選手を目指したい子どもたちはもちろん、運動会で早く走りたい、運動は苦手だけれど楽しみながらやってみたい等々、どんなお子さんも大歓迎。子どもには無限の可能性があると窪田さんもお話下さいました。短距離・中距離・跳躍など種目もさまざまです。

現在も、将来が楽しみな子どもがたくさんいるそう。今後も函館から世界の舞台に羽ばたく選手が出てくるかも知れません。楽しみですね。

 



| 4:28 PM | オトノハにのせて |

2021年 07月 21日 UP!

7月19日(月)『オトノハにのせて』本日のお客様♪



11:10~「人ネットワーク」

マスクの着用、スタジオ内の換気、消毒を徹底してお客様をお迎えしています。

 

今日はお客様に一般社団法人 日本飛行連盟 赤十字飛行隊の函館支隊 支隊長 工藤 建翁(けんおう)さんをお迎えしました。

 

昭和12(1937)年生まれの工藤さんは、現在84歳。自らセスナ機の操縦桿を握り、現役で空を飛び続けています。

 

松前町で生まれた工藤さんは、若い頃から好奇心旺盛。オートバイや車を楽しみ、調整も自らされるなど、機械いじりも大好きでした。

今から45年程前、函館ではセスナ機やボートのクルーズを楽しまれる方が多く、新たに始めたい方へ向けての体験なども盛んに行われていたそうです。

広告を見て家族で体験搭乗をした工藤さんは、操縦に興味を持ちます。その時に乗せてくれた教官が熱心だったこともあり、資格取得を目指すことになりました。

お仕事をしながらの勉強。実技だけでなく学科も5科目クリアしなければなりません。仕事に出かける前の朝の時間なども活用しながら、3年程かけて免許を取得しました。

 

ご自身がフライトを楽しむことはもちろんですが、さまざまな活動のお手伝いもしています。

航空写真の撮影にも随分関わられたそう。学校の生徒さんたちが作る人文字の撮影や、函館どつくが新造船を手掛けている際には、上空からの検査のために検査官を乗せてフライトしたこともあるそうです。検査日程は事前に決まっているため、多少お天気が悪くても飛んだそうです。

赤十字飛行隊としては、災害などの有事の際に血液や医療従事者の方を運ぶこともあるそうです。

フライトは季節ごとの楽しみがあるそうですが、中でも秋が良い時期。冬もフライトされることがあるそうですよ。

 

実は、工藤さんは「やっこさん豆腐」でお馴染みの日乃出食品株式会社で長く社長を務めていらっしゃいました。

お父様に続く2代目社長として、豆腐製造のための機械を開発し現在へと続く豆腐製造の大きな流れを作りました。この機械は各地から導入の申し出があったそうです。

 

子どもの頃から毎日のようにお豆腐を食べていたとおっしゃる工藤さん。セスナを操縦するためには健康も大事。サプリメントも取り入れ健康管理にも余念がありません。

90歳までは、飛びたい。仲間が増えて後継者ができれば、とお話下さいました。

興味のある方、工藤さんと一緒に空を飛んでみませんか?

 

赤十字飛行隊のホームページはこちら



| 2:20 PM | オトノハにのせて |

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8月2日(月)『オトノハにのせて』本日のお客様♪

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