11:10~「人ネットワーク」
今日はお客様に、箱館居酒屋 熾美(おきび)岩山 翔汰さんをお迎えしました。
今年の4月に松風町の電車道路沿いにオープンしました。
運営会社である、株式会社 弘武の社長と取締役店長でいらっしゃる岩山さんは、共にハンター。お二人が猟をしたエゾシカなどのジビエを提供するお店です。
薪や炭が炎を上げずに真っ赤に燃える状態を「熾火」と言います。熾火で美味しいものを提供したいという思い。また前職の飲食店で炭焼きを担当していた岩山さんが炎の美しさに魅せられて、店名を「熾美」としたそうです。
オープンから4か月程ですが、すでに常連さん多数。中には、函館以外から毎週末、来店して函館に宿泊される方もいらっしゃるそう。最近は、宴会の予約も増えてきているそうです。
シカ肉には臭みがあるというイメージをお持ちの方も多いのでは?熾美のシカは臭みなく美味しく食べられるそうです。
仕留めるときから撃つ場所に気を配り、スピーディーに運んで、処理にも時間をかけないことがポイントです。
これまでにシカを食べたことがある方は、その味わいに驚き、またシカを食べたことがない方にも美味しく食べていただくことができます。
真空状態で低温調理したものを炭焼きで仕上げたり、煮込みにしたりとお料理のバリエーションもあります。
ジビエは季節によってカモが登場したり、クマが提供されたりするそうですよ。
一般的な居酒屋メニュー、お刺身や丼といった新鮮な海鮮などメニュー豊富。
お酒もこだわりの日本酒、ワイン、カクテル類も楽しめます。
お料理とお酒のさまざまな組み合わせをお楽しみ下さい。
函館出身の岩山さん。高校時代から料理の道を志します。小学生の頃に食べたシカ肉に感銘を受けて、20歳の時には狩猟免許を取得しました。いつかは、自分が仕留めたものを提供する店ができたらと思い描いていたそうです。
いったんは函館を離れ秋田の結婚式場に就職するものの、ちょうどその頃にコロナ禍が始まり、結婚式はキャンセル続き。休業を余儀なくされ、思いがけず函館に戻ることになりました。
現在は、山での狩猟に、お店での炭焼き担当にと忙しくも充実した毎日です。
お店のスタッフの皆さんは、バスガイドさんなど観光関係のお仕事をされていた方が多く、お話も盛り上がりそう。
カウンター席、個室、座敷とありますので、お一人でふらりと、お仲間やご家族と等、様々に楽しめそう。
ぜひお出かけいかがですか?
箱館居酒屋 熾美
函館市松風町6-14
月曜定休
※営業時間、メニューなど詳しくはHPをご覧ください。 こちらから