11:10~「人ネットワーク」
今日はお客様に、合同会社 富樫雅行建築設計事務所 インターンシップの大学生 小山 佳祐さんをお迎えしました。
埼玉県川越市出身。現在は、埼玉県行田市にある「ものつくり大学」の建設学科で建築を学ぶ2年生です。
2年次のカリキュラムに長期インターシップの履修があり、6月に函館にやってきました。
大学で開催された企業説明会に富樫さんがオンライン参加。そこで富樫さんが手がける築90年を超える建物をリノベーションした複合施設「街角NEW CULTURE」でのイベントについて聞き、興味を持った小山さんが函館に遊びに来たことが始まりです。
この時はわずか2泊3日の滞在でしたが、とにかく函館が「最高」だったそう。
景観や、建築物に大きな刺激を受けたそうです。
今回は、インターンシップとして長期の滞在になりました。
知り合いのいない函館でしたが、やって来るにあたり、不安はなく楽しみしかなかったそう。
富樫さんの現場調査や、手がけた建物のメンテナンスに同行するなど、さまざまな経験をしました。
富樫さんの優しさや、人への接し方など、実務的なこと以外にも学ぶことは多くあったそうです。
そして、函館に興味を持つきっかけとなった「街角NEW CULTURE」でのイベントにも大きく関わることになります。
7月の海の日の3連休に開催された「街角NEW CULTURE2023」では、中心人物として運営に当たりました。
イベント等を通じて、人との繋がりから感じること、学ぶことも多々あったようです。
写真撮影が趣味の小山さんは、常にカメラを持ち歩いていました。
イベント時に出店者の方などを撮影した写真をまとめて、写真展も開催しました。
生活の拠点は弁天の「わらじ荘」。
様々なことに取り組む同世代の若者との共同生活も、大きな刺激になったようです。
函館滞在の締めくくりとして、2か月間生活をした「わらじ荘」で、26日(土)、そして今日28日(月)と写真の個展も開催しています。
港まつりに参加して、いか踊りを踊るなど、街での暮らしも大いに楽しみました。
函館でさまざまな人に出会い、多くを学んだ小山さんは滞在を終え、今月末で函館を離れます。
今は、写真の魅力に今後の可能性を感じているようです。
また函館に来たいと笑顔で話してくれた小山さん。
大学に戻り更に学びを深めて、どのような選択をしていくのか、今後が楽しみです。