11:10~「人ネットワーク」
北海道への緊急事態宣言発出を受け、当面の間、お客様はお電話でのご出演となります。
今日は、函館地方法務局 局長の西山 悟さんにご出演いただきました。
今年の4月に函館地方法務局の局長に着任された西山さん。3月までは、北陸・福井県でお仕事をされていました。
函館は平成25年に1年間ご勤務をされて以来2回目です。
旭川ご出身の西山さん。これまでのご勤務も北海道が圧倒的に多く、札幌法務局、函館・旭川・釧路の地方法務局、道内の4局をコンプリートしています。
お仕事がお休みの日には、それぞれの街での生活も楽しんでこられたようで、前回の函館ご勤務の際には、道の駅めぐりなどもされたそう。
今は、コロナ禍で出歩くことができないのが残念とお話下さいました。
昨年の12月に娘さんが出産し、初孫が誕生。おじいちゃんになられた西山さん。
コロナ禍で気軽に会いに行くことは叶いませんが、成長を楽しみにしていらっしゃるようです。
法務局のお仕事は多岐に渡ります。登記や戸籍に関すること等、私たちの生活に密接に関わる大切な業務を担っています。
中でも柱となるのが、登記に関する業務。「登記」と一言で言っても不動産登記や商業・法人登記など様々ですし、オンライン化が進むなど、お仕事への取り組み方も時代によって変わってきています。昔は、紙の帳簿でしたものね。
新たな制度もスタートしています。昨年7月に始まったのが「自筆証書遺言書保管制度」です。
遺言書は自宅に保管される方が多いようですが、紛失してしまった、遺された人に発見してもらえない、ということもあるんだそうです。これらの問題で、トラブルが起きてしまう可能性もありますね。
そのため公的機関である法務局で遺言書を保管する制度が設けられました。もちろん保管後も書き直すことが可能ですし、相続の手続きもスムーズに進めることができそうです。
まだ1年弱の新しい制度でご存知ない方もいらっしゃるのでは?と西山さんが詳しくお話下さいました。
法務局では様々な相談も受け付けています。現在コロナ禍ではありますが、待ち時間がないよう予約制での対面相談や、電話などでの非対面相談も行っています。法務局の業務に係ることで、お困りのことや相談したいことがある方はお気軽にお問合せ下さい。
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