11:10~「人ネットワーク」
今日はお客様に、遺愛女子高等学校 英語科3年生の古館 希和さんと増川 美野里さんをお迎えしました。
今日は祝日。学校がお休みの高校生にご出演いただきました。お休みと思いきや、お2人とも学校名の入ったジャージ―姿。
なんと今朝は8時30分集合で、「遺愛ファーミング」という畑に野菜を植える活動があったそうです。その後にFMいるかに駆け付けてくれました。
英語科の皆さんは、毎年さまざまな活動を行っています。函館に入港するクルーズ船の乗船客の皆さんの通訳などをする「客船ボランティア」は、「客ボラ」と略され生徒の皆さんがとても楽しみにしている活動のひとつ。2年生が中心になって行われますが、昨年はコロナ禍でクルーズ船の入港がありませんでした。古館さんも増川さんも、2年生だった昨年、楽しみにしていた「客ボラ」ができなかったのです。
そこで昨年から「遺愛ファーミング」を始めました。学校に畑を作り、そこで育てた野菜を地域の子ども食堂で役立ててもらったり、校内で先生たちに販売して得た収益を医療現場などに寄付したりというボランティア活動です。
今日は、じゃがいも、ラディッシュ、バジル、しそ、しいたけを植えてきたそう。特にしいたけは、木にドリルで穴をあけて菌を植え付けるという作業が新鮮で楽しかったようです。ちなみに、しいたけは収穫までには2年かかるそうで後輩たちに託すことになります。
学校の用務員さんが園芸に詳しく、的確なアドバイスをしてくれるそう。今後は、今日植えた野菜の世話をしながら、ヒマワリも育てる予定です。
増川さんは吹奏楽局でクラリネットを担当しています。本来であれば、昨日5月2日に豪華客船「飛鳥Ⅱ」が函館港に寄港予定でした。吹奏楽曲の皆さんは、船内で放送する乗船客の皆さんに向けた歓迎のメッセ―ジと演奏を動画で撮影していました。
ご覧頂くのを楽しみに撮影した動画ですが、「飛鳥Ⅱ」が寄港できないことになりました。
今日は特別に、その演奏音源もコーナーの中で放送させていただきました。
昨年は、コロナ禍で吹奏楽のコンクールも中止になってしまいました。今年は現時点で開催予定。40名を超える新入生を迎えて部員も148名となりました。コンクールの出場メンバー50名に入ることが増川さんにとって第1目標。そして全国大会金賞を目指します。
8月7日には市民会館で定期演奏会も開催予定です。
上ノ国町出身の古館さんは寮生活を送っています。さまざまな地域出身の生徒さんが生活していますが、なんと中学生には沖縄出身の生徒さんもいるそうです!!
部活は山岳部と音楽部に所属。山岳部の大会では山に登り、音楽部では合唱でアルトを担当しています。NHK全国学校音楽コンクール(通称Nコン)も今年は実施予定です。全道大会出場を目指して練習に励んでいます。
高校最後の1年間。学校行事が予定通り開催できるかは分かりませんが、将来の目標をしっかりと持ち、部活や学校生活を全力で楽しむ高校生。キラキラ輝き、眩しかったです。
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11:10~「人ネットワーク」
今日は、混声合唱団 稚内フラウエンコール 常任指揮者の梅津 理架子さんにお電話でご出演いただきました。
稚内の合唱団の指導に当たる梅津さんですが、ご出身は函館。北海道の職員でいらっしゃる旦那様の転勤により道内あちらこちらで生活され、この春からは帯広在住です。
函館で生まれ育ち、子どもの頃から歌うことが好きだったとおっしゃる梅津さん。子どもの頃は歌うのは、もっぱら歌謡曲。西城秀樹さんや山口百恵さんの曲がお好きだったようです。
中学校では合唱部に所属します。母校の亀田中学校は当時たいへんなマンモス校で、1学年12クラスもあったそう!在学中に校区に赤川中学校が新設されました。
白百合学園高等学校を経て、当時の北海道教育大学函館分校に進学します。合唱を教えたいという思いで音楽科を選ばれ、卒業後は念願叶って音楽の先生になりました。
旭川の学校にご勤務時代には、合唱を指導した生徒さんたちと、自転車をこいで旭山動物園(当時は今ほどの人気ではなかったそうです!)にお出かけになったり、楽しい時間を共に過ごされ、今でも年賀状のやりとりをしている方もいらっしゃるそうです。
ご結婚後は、旦那様の転勤で、八雲・知内という道南、また函館にお住いの時期もありました。
市民オペラに参加。研究室を経て、函館市民オペラの会に加わり、「あまんじゃくとうりこひめ」の“あまんじゃく”や、「ヘンゼルとグレーテル」の“ヘンゼル”など、主要キャストを務めた経験もおありです。
「あまんじゃくとうりこひめ」で、“うりこひめ”を演じた、福田尚代さんとは気が合い、役名から名付けた「あまうり」というユニットでも活動します。
2011年、稚内に引っ越しをされ現在指導をされる合唱団に参加をします。
前身の団が1978年に発足した、稚内でも歴史のある合唱団。稚内市内をはじめ各地で精力的に活動をしています。
稚内を離れてからも、常任指揮者として指導に当たる梅津さん。現在は帯広から390km、6時間ほどかけてご自身の運転で出かけています。
ちなみに函館在住時代にも、稚内に通っていらしたそうです!!
ご自身の活動、指導に加えて、合唱コンクールの審査員の経験もあおりの梅津さんに、なかなか聞く機会のない審査の様子についてもお話いただきました。
短い期間で各地を渡り歩いて来られましたが、それぞれの土地で楽しみを見つけているようです。
3月までいらした、新ひだか町静内は場産地。もともと動物好きの梅津さんは、すっかり馬の魅力にハマってしまったそうです。
帯広生活はまだ1ヵ月ほどですが、観光地に出かけたり、美味しい食も満喫したいとお話下さいました。
函館には、ご親族や一緒に活動をしていたお仲間がたくさんいらっしゃいます。また、函館で歌声を聞ける機会があると嬉しいですね。
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