11:10~「防災トーク」
今日は、厚真町長 宮坂 尚市郎(しょういちろう)さんのインタビューをお届けしました。
昨年の胆振東部地震で、最大震度7を観測した厚真町。
町内では大規模な土砂崩れが発生し、37名の方が亡くなりました(災害関連死を含む)。
発災後まもなく、午前3時15分には災害対策本部が設置され、宮坂町長も登庁されます。
どの地域に、誰が住んでいるかが分かる街。
被害の状況が明らかになるにつれて、町長も頭が真っ白になっていったそうです。
そんな地震直後のこと。
また、なかなか知る機会が多くはない、あれから1年後、現在の厚真町の様子をお伺いしました。
今も、厚真町にはボランティアの皆さんが入ります。
春には、企業の新人研修として、若い皆さんが来て下さったそうです。
発災後に立ち上げられた臨時災害放送局「あつま災害エフエム」は、現在も放送を続けます。
ボランティアの皆さんもラジオ放送も、災害後まもなくとは役割は変わってきていますが、住民の皆さんの大きな支えになっています。
私たちにできることは、この災害を決して忘れないこと。
そして、起きたことを教訓に備えること、心構えをすること。
厚真のために、自分自身や大切な人のために、今からでもできることがたくさんあります。
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