11:10~「人ネットワーク」
FMいるかでは、感染対策をしたうえでスタジオにお客様をお迎えしています。
今日はスタジオに、昆布漁師ジュンヤ・オカヤマの岡山 潤也さん、琴絵さんをお迎えしました。
スタジオには4歳の娘さんも一緒に来てくれました。
函館市の東部・銚子町(旧椴法華村)で昆布を養殖し、加工品を販売する「ジュンヤ・オカヤマ」。
11月に放送したFMいるかの特別番組「はこだてエコライフ展2022 キックオフイベント ラジオ番組 “ゼロカーボンシティの実現に向けて”」には琴絵さんがご出演下さり、エコの取組などについてお話下さいました。
以前から「ジュンヤ・オカヤマ」の“千切りビストロ昆布”のファンだった私・佐々木がその場でオファーして、潤也さんと共にご出演いただくことになりました。
潤也さんはこの地で漁業を営むお宅に生まれた4代目。
以前は昆布はもちろん、イカやスケトウダラなども獲っていましたが、5年ほど前から昆布メインになりました。
環境保護の観点などから、昆布は養殖です。
子どもの頃から、漁の最盛期になると手伝いをしていたそう。
早朝からの作業で、学校も作業が終わってからの登校。
漁師のお仕事は大嫌いだったそうです。
それが、いつのころからか気づくと大好きになっていました。
琴絵さんは函館のご出身ですが、海や漁師さんとは関わりなく育ちました。
結婚した当初は、同じ函館なのに分からない言葉があったり、考え方が違ったりと、「週6でケンカしていた」そうです。
漁師さん同士では気づきにくい「食の安全」の面など、子どもを持つお母さんでもある琴絵さんには思うところがあったよう。
それは潤也にも大きな影響を及ぼしました。
昆布漁師は、昆布を採り干して加工するところまでが仕事です。
「ジュンヤ・オカヤマ」の名前で、加工した昆布製品を販売しています。
人気の「千切りビストロ昆布」は、春に若い状態で水揚げした昆布を刻んでボイルして、シート状に乾燥させたもの。
食品添加物は一切使用していません。
道内で初めてヴィ―ガン認証も取得しています。
水で戻すと、なんと28倍に!!琴絵さんおススメの「ナムル」は5分ほど水に浸して固めに戻し、中華スープの素とごま油で和えるだけ。簡単なのに美味しいんです。
サラダに、スープに、お鍋に入れても美味。
薄切りにした魚に添えると彩の良いカルパッチョの出来上がりです。
筒形の容器にオシャレなラベルで、一見すると昆布製品とは分かりません。そのギャップも面白いですね。
贈り物にも喜ばれそうです。
「千切りビストロ昆布」以外にも「クッキング若昆布」など商品展開をしています。
昆布で出汁はとっても、そのものを食べる機会は多くないかもしれません。
周囲を海に囲まれた函館の大切な特産品・昆布を、愛情を持って育て、商品化しています。
是非、皆さんも一度手に取ってみて下さい。
ジュンヤ・オカヤマ ホームページは、こちら からご覧ください。