11:10~「人ネットワーク」
FMいるかでは、感染対策をしたうえでスタジオにお客様をお迎えしています。
今日はスタジオに、八雲町サーモン推進室から次長の多田 玲央奈さんと、係長の松田 力さんをお迎えしました。
農業・漁業共に盛んな八雲町には美味しいものがたくさんあります。
八雲町は、東は太平洋、西は日本海と日本で唯一「二つの海」を持つ街。太平洋側の八雲地域のホタテや、日本海側の熊石地域のイカやサケなど海の恵みが豊富です。
しかし近年、漁の不振などさまざまな要因により漁業を取り巻く環境は厳しく、八雲町では新たな資源を求めて令和元年からトラウトサーモン(ニジマス)の養殖事業に着手しました。
寿司ネタや刺身などで人気のトラウトサーモンですが、現在出回っている多くが輸入物。
北海道では八雲町がいち早く、養殖に取り組みました。
「北海道二海(ふたみ)サーモン」の名前でブランド化を目指しています。
取り組みをより本格化させるために、今年の4月に役場内に「サーモン推進室」が設けられました。
主メンバーは、本日のお客様、多田さん・松田さんと、室長の田村さん。田村さんも本日は付き添いで一緒にスタジオにお越しくださいました。
多田さんは北檜山生まれの八雲育ち、小・中・高と八雲の学校を卒業しています。
役場にお勤めになってからは、さまざまな分野のお仕事を担当されました。
北海道への移住を促進するセミナー(オンライン開催)では、私・佐々木もご一緒させていただいたことがあります、今年10月からサーモン推進室でお仕事をされています。
松田さんは札幌のご出身。転勤族で、子どもの頃は北海道内各所で生活をされます。八雲は母方のご実家があったそうで、子どもの頃は遊びに来るのが楽しみだった場所。現在は、おじいちゃん、おばあちゃんがお住まいでいらしたお宅から役場に通います。
4月の推進室立ち上げ当初からのメンバーです。
事務仕事が中心ですが、先月はサーモンの幼魚を「いけす」に投入する作業に寒い中、4日間に渡って立ち会いました。
これまで幼魚は青森県で購入していましたが、4年目となる今年度は、初めて地元で稚魚から育成したものを沖出ししました。淡水で育てたものを海水に投入することになります。12時間海水に慣らしてから、直径20メートルの「いけす」に投入しました。
これまでは、なかなか私たちの口には入らなかった「北海道二海サーモン」ですが、「ラビスタ函館ベイ」とのコラボレーションで、今月食べることができます。
「レストランノルテ」のクリスマスディナーの1品として「本マグロと帆立貝のタルタル 八雲町北海道二海サーモン包み キャビア添え」が登場。
生のサーモンで、本マグロと帆立貝のタルタル(細かく切ったもの)を包みキャビアが添えられるという贅沢な一品です。
またレストランノルテでは、このサーモン包みの他、ムニエルと白ワイン蒸しを。海鮮中華料理 海風楼ではから揚げ、塩炒め、葱・生姜蒸しをそれぞれアラカルト(一品料理)で楽しめます。
たいへん脂がのっていますが、しつこくなく、さっぱり食べられる「北海道二海サーモン」は、生はもちろん加熱調理しても美味しいんです。是非、皆さんも味わってみませんか?
レストランノルテのクリスマスディナーは25日まで
アラカルト提供は11日から。ノルテは22日まで、海風楼は25日まで。
17時30分~21時30分(ラストオーダー 20時30分、コースは20時)
※詳しくはHPでご確認下さい。 こちらから