11:10~「人ネットワーク」
FMいるかでは、感染対策をしたうえでスタジオにお客様をお迎えしています。
今日はお客様に、函館デザイン協議会 佐賀 吉憲さんと高田 郁子さんをお迎えしました。
函館デザイン協議会は、函館・道南地域でデザインをお仕事とする皆さんの、作品の発表の場であり研鑽の場。会員であるデザイナーの皆さんは、会員間の交流を通じて函館地域のデザイン活動を盛んにしたい、また地域社会とデザインを結び、豊かな生活が送れたらという思いで活動をしています。
「デザイン」の幅は広く、建築や商品のパッケージ、ポスターやチラシ、企業のロゴマークなどなど、普段あまり意識はしていないかも知れませんが、私たちの周りにはデザインが溢れています。そして、それを手掛ける方が「デザイナー」ということになります。
毎年この時期に、会員作品展が開催されており、今年は17日(木)から。その作品展の実行委員長が佐賀さん。高田さんは実行委員のお一人として、佐賀さんを支えます。
FMいるか初出演の佐賀さんは、スタジオから歩いても数分の青柳町に事務所を構える「株式会社ガーデン」の代表。函館市民なら誰もが知るであろう、あの「函館牛乳」のパッケージをデザインされた方です。長く親しまれた、教会が描かれたパッケージから変更した際のウラ話なども教えて下さいました。
一方の高田さんは、住宅メーカー「株式会社 ホーム企画」に所属するデザイナー。高田さんが手掛けた「ホームきかく子」ファミリーは、ホーム企画のホームページやチラシはもちろん、建築中の住宅の看板や、函館バスのラッピングバスなど、各所で目にします。
今年の作品展は、テーマが「デザイナーの意図とコンセプト」。このテーマでの企画展示が行われます。
各デザイナーがこれまで手掛けてきた作品も見ることができます。
またデザイン協議会の初代会長で、函館のデザイン界を長く引っ張って来られ今年7月に亡くなられた今井憲一さんの追悼展示が行われます。今井さんは、函館市中央図書館のマスコットマーク「ヨムチャン」を始め、多くのデザインを手掛けられました。
作品展のポスターは、毎年会員間のコンペで決定します。選ばれた篠原麻紀さんの作品以外にも、コンペに出品された作品も展示されます。
19日には参加費無料・事前申し込み不要のトークイベントも開催されます(17時~)。
函館で生まれる、さまざまなデザインに触れる機会です。
現在ポスターやロゴマークなど、何かのデザインを検討されている皆さん。地元にもステキな作品、ユニークな作品を手掛けるデザイナーがたくさんいます。
お気に入りの作品のデザイナー、また協議会に是非、ご相談ください。
第29回 函館デザイン協議会 会員作品展
函館市地域交流まちづくりセンター 2階 多目的ホールにて
11月17日(木)から21日(月)まで。
10時から19時(最終日17時)
入場無料
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