11:10~「人ネットワーク」
今日はお客様に、函館視覚障害者福祉協議会 理事長の島 信一朗さんをお迎えしました。
多方面でご活躍の島さんが、この度新しい著書を出版されました。
「インクルージョン 手引書」と題した書籍で、「函館限定版」と銘打ち、今回インターネット販売などはありません。函館蔦屋書店でのみ取り扱っています。
「インクルージョン」とは、多様な人が共生する社会を目指す理念のこと。日本では、英単語を直訳し「包括」と訳される場合が多いのですが、その言葉では本来意味するところをうまく伝えられないようです。
島さんは「インクルージョン」を「やさしさ」と説明してくれました。意識して生み出すものではなく、人が本来持っている、自然の「やさしさ」。それが広がっていくことが、望ましいことで、「函館は変わっていく」と島さんは力強くお話下さいました。
5月28日(日)には、函館蔦屋書店を会場に「インクルージョンの扉 トーク会とみんなのアート展」が開催されます。
トーク会には、島さんとインクルージョンで繋がる、元北海道コンサドーレ札幌の深川友貴(ともたか)さんも駆けつけて、島さんと対談します。
みんなのアート展には、地域の方が描いたアール・ブリュット作品が展示されます。
ランナーとして各地のマラソン大会にも出場される島さん。今年の函館マラソンにもハーフ部門にエントリーしています。
その際も深川さんがガイドランナーとして伴奏されるとのこと。是非、皆さん沿道で「島さん!」とお名前を読んで声援を送って下さいね。
「インクルージョンの扉 トーク会とみんなのアート展」
5月28日(日)函館蔦屋書店 2階 ステージにて
12時~15時
トーク会は13時から。
参加無料。申し込み不要。直接会場にお越しください。
11:10~「人ネットワーク」
今日はお客様に、気象予報士の丸山 将(しょう)さんをお迎えしました。
平日、午後6時40分からNHKで放送されている「ほっとニュース函館」に気象キャスターとしてご出演中の丸山さん。
きめ細やかな予報に、ご本人の爽やかさも相まって、地域の皆さんにたいへんな人気です。
横浜のご出身で、子どもの頃から野球に打ち込んで来られた丸山さんは、新聞記者を経て気象の道へと進まれます。
記者として災害の取材を経験する中で、気象災害や災害報道に関心を持ったそう。
気象予報士の資格を取得したのが一昨年(2021年)。昨年3月に函館に赴任され、1年少し経ちました。
因みに丸山さんはNHKの職員さんではなく、気象会社の所属です。
函館での生活を楽しみながら、番組の放送日以外もSNSで地域の気象情報を発信してくれています。
また気象予報士と併せて防災士の資格もお持ちです。
今後は、その資格を活かして講演や執筆活動等、地域に役立つさまざまな活動をしていけたらとお話下さいました。
ますますのご活躍が楽しみですね。
丸山さんご出演の NHKほっとニュース函館・番組サイトは こちら から、
丸山さんのTwitterアカウントは こちら からご覧ください。
コーナー明けにパチリ
11:10~「人ネットワーク」
今日はお客様に、北海道立函館美術館 学芸課長の大下 智一さんをお迎えしました。
この春に北海道立近代美術館(札幌)から函館に来られた大下さん。
函館美術館でのご勤務は7年ぶり3度目。通算では21年になります。
もともとご出身が函館で高校卒業までを過ごされていますので、合計すると函館生活は40年近くになります。
そんな大下さんが担当されているのが、現在開催中の「新・山本二三展」。山本二三は、日本を代表するアニメーション美術監督・背景画家の一人です。
これまで、スタジオジブリの「天空の城ラピュタ」「火垂るの墓」「もののけ姫」、細田守監督作品「時をかける少女」、新海誠監督の「天気の子」など、数多くの人気作に関わってこられました。
今回の展覧会では、これまで手掛けた背景画や制作過程で生み出された未公開のイメージボード、制作用具など220点ほどが並びます。
アニメーション作品以外にも、故郷・長崎県の五島を描いた作品、函館会場描きおろしの「陽春の箱館奉行所」も見ることができます。
4月29日のスタート以来、老若男女問わずたくさんの方が足を運び楽しんでいるようです。
展覧会を見ると、手掛けた映画作品を見たくなる方も多いのでは?
5月13日(土)には「時をかける少女」の特別上映会も開催されます。
また、5月20日(土)からは、「佐々木美智子写真展―出逢いー」が開催されます。
1934(昭和9)年に根室市で生まれた佐々木さん。函館でも生活をされていたことがあります。札幌を経て東京へ。東京総合写真専門学校で写真を学び、後に新宿の飲み屋街「ゴールデン街」でお店を経営し、名物ママとして親しまれました。
今回の写真展は、ゆかりの地である札幌、函館、そして故郷・根室を巡回しての開催。根室で撮影した写真、日大全共闘に同行して撮影した写真など100枚ほどが、コピー用紙に印刷され、美術館のエントランススペースに展示されます。
現在89歳の佐々木さん。初日20日はご本人が来場してのアーティストトーク、更には親交のあるミュージシャンによるミニライブも予定されています。
展示の観覧、アーティストトーク&ミニライブは全て無料です。
異なる魅力を持つ二つの展示。更には常設展示もご覧いただけます。
是非、美術館にお出かけ下さい。
「新・山本二三展」は6月25日(日)まで。
一般 1,300円、高大生 800円、中学生 500円
リピーター割引など各種割引制度があります。
「佐々木美智子写真展」は、5月20日(土)~28日(日)
入場無料
9時30分~17時(16時30分までにご入場下さい)
月曜休館
ホームページはこちら
11:10~「人ネットワーク」
今日のお客様は、NPO法人 for R(フォー・アール)代表理事の奥村 志乃さん。
お電話でお話を伺いました。
先月4月18日に、重症児デイサービス「fuwaRi(ふわり)」を開所しました。
赤ちゃんから高校生までの重症心身障がいのある子どもたち、医療的ケアが必要な子どもたちの児童発達支援事業と放課後等デイサービスを行っています。
人工呼吸器等を使用中の子どもたちにも対応しています。
奥村さんは函館市内の病院のNICU(新生児集中治療室)、GCU(回復治療室)で長くお仕事をされていた看護師さん。
ただ病院でのお仕事では、退院して以降の子どもたちと、ほとんど関わる機会がなくなってしまいます。
重い障がいや医療的ケアを必要とする子どもたちと、その家族が生まれ育った地域で安心して暮らせるように、ほっと一息つける場所を地域に作りたいと、NPO法人を立ち上げ、「fuwaRi」を開設することになりました。
スタッフの皆さん、看護師、保育士などさまざまな資格を有しています。
法人名「forR」の「R」は、立ち上げのきっかけとなったRちゃんの頭文字、リラックス、リフレッシュなどたくさんの意味、願いが込められています。
奥村さんたちの思いが、地域でこのような場所を必要としている方たちに届きますように。
重症児デイサービス「fuwaRi」
函館市昭和3丁目30-46
0138-83-2247
※ご利用の流れや支援のことなど、法人や「fuwaRi」について詳しくは HP をご覧ください。
11:10~「人ネットワーク」
今日はお客様に、函館西部地区バル街実行委員会 事務局長の加納 諄治さんと、バル街参加店のOldMiss菊 店主の菊さんをお迎えしました。
バル街の開催を支える加納さんと、初期からお店が参加している菊さんは、共に函館西部地区で生まれ育ち、学校も一緒の同級生。西部地区への思いも、非常に強いお2人です。
その西部地区のお祭りのような存在の、函館西部地区バル街はコロナ禍のため2019年秋を最後に3年間開催ができませんでした。
コロナ禍の飲食店への影響は非常に大きなものでした。バル街に長く参加してきたお店の中にも、閉店・移転を余儀なくされたり、営業形態を変更したりするお店がありました。
一方で、この間に新規開店をしたお店もあり、今回は初参加店が10点を越えます。
2004年の「スペイン料理フォーラムinHAKODATE」のイベントの一つとして開催されたバル街。その後、継続して開催し、これほどの人気イベントになるとは、この時関係者の皆さんも思ってはいなかったようです。
チケット1枚でお酒とピンチョスを楽しむスタイル。当初はお酒を扱うお店が中心でした。
甘味処のOldMiss菊も、是非参加できないかと熱烈に売り込みをしての参加となりました。
菊さんのお志ること、にしん蕎麦は評判となり、〆のお店として、最後に坂を登ってきてくれる方も多いそうです。
ノンアルコールでも楽しめるバル街、お昼から楽しいバル街を切り拓いてくれたお店です。
3年ぶりの開催となる今回は、現時点で前売り券がほぼ完売。楽しみにしている方が多いということがよく分かります。
しかも今回はかねてから要望の多かった土曜日の開催です。
西部地区以外からの参加店や、協賛イベントも多数実施予定です。
久々のバル街です。飲みすぎ注意、飲酒運転は絶対にしない。ルールを守って気持ちよく楽しみましょう。
函館西部地区バル街 Vol.33
5月20日(土)12時~24時
※詳しくはHPをご覧ください。 こちらから