11:10~「人ネットワーク」
今日はお客様に、函館市北方民族資料館 説明員の佐藤 泰治(やすはる)さんをお迎えしました。
昨年の11月に実施された「第17回 函館歴史文化観光検定(はこだて検定)」で、上級試験に合格した佐藤さん。昭和14(1939)年生まれの84歳!最年長合格記録を更新しました。
佐藤さんは函館出身。
公務員としてのお仕事を経て、10年ほど前から函館市北方民族資料館で説明員をしています。
資料館を来館される方のニーズが多様化する中、幅広い知識を得て一人でも多くの方に満足していただけるようにと、「はこだて検定」の受験を決意しました。
いきなり上級にチャレンジして高い壁に阻まれた佐藤さん。
独学では、自分の好きな分野に偏ってしまうと、「はこだて検定合格者の会」の講座に参加し学びを深めました。
説明員を務める北方民族資料館は、アイヌ文化を中心に広く北方民族に関係する資料を展示しています。
国の重要有形民俗文化財に指定される「馬場コレクション」をはじめ、貴重な資料を多数収蔵しています。
近年は白老町に民族共生象徴空間(ウポポイ)がオープン。
マンガ「ゴールデンカムイ」が人気になるなど、アイヌ文化への関心が高まり、全国また海外からも幅広い世代の皆さんが訪れています。
佐藤さんは4月から10月の間、月に15日間ほど10時から15時までが出番です。
佐藤さんにお会いしたい方は、在勤日を資料館にお問合せ下さい。
「はこだて検定」上級合格を果たし、今後ますます資料館の魅力を全国から訪れる皆さんに発信していきたいとおっしゃる佐藤さん。
是非、地元の皆さんも足をお運び下さい。
函館市北方民族資料館ホームページは こちら からどうぞ。