11:10~「人ネットワーク」
今日はお客様に、函館音楽祭 実行委員会 代表でピアニストの類家 唯さん、当日ご出演のピアニストの高 実希子さんをお迎えしました。
類家さんは、函館のご出身。
京都市立芸術大学を卒業後、ドイツへ留学し、ハノーファー音楽演劇大学を卒業されます。
函館に戻り、ピアニスト、また講師として活動する中で、大学時代や留学中に知り合った、素晴らしい演奏家のお仲間を函館で紹介したい、函館の皆さんと交流する機会があればと、函館音楽祭を始められました。
2012年に第1回を開催し、今回で6回目。
毎回オーケストラスタイルでの演奏会を開催しています。
今回は、道南からの参加者が23人と、これまでの演奏会の中でも地元奏者の割合が高くなっています。
その他、東京・大坂・札幌など、各地からプロの方、愛好家の方、計67名が出演します。
ソリストとして、演奏を披露する高さん。
実は、1歳違いの類家さんと高さんは、小中学校が一緒。
当時から、共にピアノを弾いていたお二人は、コンクールなどピアノの舞台でも、たびたび顔を合わせていたそうです。
高さんは、桐朋女子高等学校から桐朋学園大学にご進学。
のちにフランスに留学し、パリ国立高等音楽院を卒業しています。
子どもの頃からお知り合いの二人が、それぞれに素晴らしい経験をされ、お仲間を得て、函館に戻り、このように私たちに音楽を届けてくれるのは、とても素敵なことですね。
今回、高さんはラヴェルのピアノ協奏曲 ト長調を演奏します。
高さんのフランス時代の先生の先生のそのまた先生が、なんとラヴェル!!
直系のひ孫弟子ということになるでしょうか?
ピアノもオーケストラも、難しい1曲。
函館では、なかなか聞く機会の多くない楽曲です。
指揮は、中井 章徳(あきとく)さん。
各地で、オーケストラと共演するご活躍の指揮者です。
バーンスタインのミュージカル「キャンディード」序曲、ドヴォルザークの交響曲 第9番 作品95 ホ短調「新世界より」が披露されます。
ちなみに、高さんの高校大学時代のお仲間、ヴァイオリニストの田代 裕貴さんが、現在スエーデンから一時帰国中。
高さんのお声がけで、オーケストラに加わって下さることになりました!なんて、贅沢!!
函館メンバーは、現在鋭意レッスン中。
明後日21日には、全国からメンバーが集まり、ここでやっと全体練習となり、23日の本番を迎えます。
是非、熱のこもった演奏をお楽しみ下さい♪
函館音楽祭2020オーケストラ演奏会
【日 時】2月23日(日) 13時30分 開場 14時 開演
【会 場】函館市芸術ホール
【入場料】一般 3,500円 学生 1,500円 当日は各300円増
※函館市芸術ホール他でチケット販売中。
【お問合せ】 実行委員会事務局 090-5951-1097
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