11:10~「人ネットワーク」
今日はお客様に、函館クリスマス会 実行委員会の佐々木 忠彦さん、クリスマス会に出演して演奏を披露される、ピアノの関 悌(やすし)さん、声楽の本多 依子さん、ヴァイオリンの本多 祐基(ひろき)さんをお迎えしました。
サブタイトルに「ちょっと早めのクリスマスプレゼント」とあるように、もう今週末の9日に開催されます。
毎年この時期に開催しており、今年で4回目です。
実行委員の佐々木さんは、教会の牧師さん。
ピアノの関さんは、函館でピアニストとして、ご自身の演奏以外にも、合唱団の伴奏を務めるなど、広くご活躍です。
本多依子さんは、ヴァイオリン教師でいらしたお母様の影響で幼いころから音楽に興味を持ち、国立音楽大学付属高等学校のピアノ科に進まれます。
国立音楽大学では音楽教育を学ばれ、現在は各所に歌声を届けてくれています。
祐基くんは、依子さんの息子さんで駒場小学校の5年生。
烏野慶太さんのお教室に通ってレッスンを受けています。
小さな頃から音楽は身近でしたが、「仮面ライダーキバ」にヴァイオリンを弾く人が出てきたことで興味を持ち、2年生から習い始めたんだそうです。
今回はお母さんの伴奏で、クリスマスに教会でよく歌われる曲をメドレーで演奏する予定です。
第1部は「JOY」(よろこび)と題して、本日ご出演の皆さんに加えて、市内の各教会に通う子どもたちで構成されるキッズ・クワイアが歌声を披露します。
第2部は「北田康広オンステージ」。
埼玉県を拠点に、ピアニスト・声楽家として活躍の北田康広さんをゲストにお迎えします。
北田さんは5歳で失明し全盲に。
いじめや家庭崩壊など過酷な環境で過ごす中でも、素晴らしい音楽の才能を発揮し武蔵野音楽大学でピアノを学びます。
今回は、奥様・北田陽子さんの伴奏で、歌声を披露して下さいます。
もともとは、佐々木さんの娘さんが北田さんの大ファンでいらしたということで、今回佐々木さん父子のラブコールに応えて函館に来て下さることになりました。
北田さんが全盲であることから、プログラムには点字のものも用意しています。
また手話通訳が付きますので、さまざまな方にお楽しみ頂けます。
「函館クリスマス会」は、チャリティーを兼ねています。
これまでの3回も、それぞれに災害等でお困りの方のために寄付をして来ました。
今回は、発生から8年半経って尚、苦しみの中にある東日本大震災の被災者の方へ、義援金として送られます。
是非、ステキな演奏や歌声で、一足早いクリスマスをお楽しみ下さい。
函館クリスマス会
【日 時】11月9日(土) 13時30分開場 14時開演
【会 場】函館市芸術ホール
【チケット】前売 500円、当日券 600円(未就学児無料)
【取扱い】函館市芸術ホール、松柏堂各プレイガイドなど