11:10~「人ネットワーク」
今日はお客様に、作曲家の山本 和生(かずい)さんをお迎えしました。
函館出身で、現在は函館で作曲活動をされる山本さん。
演奏家の方が番組にご出演下さった際によくお名前をお伺いしていました。
「山本さんに曲をお願いして。」「山本さんに作ってもらった曲を演奏します。」そんなお話をお伺いしていて、いつかお目にかかりたい、お話を聞いてみたいという私の念願ご叶ってご出演頂きました。
先週14日に開催された、ピアニスト・伊藤 亜希子さんのリサイタルでも山本さんが手掛けた委嘱作が演奏されました。
亜希子さんからは「どんな曲でも!」と言う力強い言葉を頂いていたそうで、完成した曲「バラード」は、音数の多い難しい作品になりました。
完成はリサイタルの1月ほど前。
メールに添付して楽譜を送ると、亜希子さんは初見で、すぐに演奏されたそうです。
リサイタル当日は、本当に素晴らしい完成度。
感激して聞いてきました。
作り手も、弾き手もどちらも素晴らしいです!!
中学と大学が同窓の亜希子さんと山本さん。
山本さんが、中学校1年生の時に、教育実習生としてやってきたのが亜希子さんでした。
現役の東京藝術大学の学生さんが教育実習に、しかも生演奏をしてくれたと、当時の山本さんは憧れの眼差しでご覧になっていたようです。
山本さんは、小さな頃からピアノを習い、作曲も小学校1年生から始めていたんだそう!!
大学の入試のお話もお伺いしました。
さすが、芸術界の東大。
入試が既に専門的です。
試験は4次まであり、何時間も缶詰になって制作をするそうです。
道理で素晴らしい才能を輩出している訳です。
函館市内の学校の校歌も手掛けた山本さん。
子どもたちが歌いやすい楽曲をと心掛けられたそう。
現役の生徒さんたちはもちろん、卒業後もいくつになっても歌い継がれる校歌です。
現在も製作予定の楽曲があるというお話でした。
どんな曲に仕上がるでしょう?
今後の活躍が、ますます楽しみな山本さんです。