11:10~「人ネットワーク」
今日はお客様に、北海道防災士会 道南ブロック 代表の伊藤 友彦(ともひろ)さんをお迎えしました。
「防災士」とは、“自助”“共助”“協働”を原則として、社会の様々な場で防災力を高める活躍が期待され、そのための十分な意識と一定の知識・技能を習得したことを日本防災士機構が認証した人です。
北海道では、「北海道防災士会」が札幌市を拠点に活動してきました。
北海道は広く、地域によっての特性も異なります。
会の設立から10年となる今年、ブロック化を進めることとなり、3月に「道南ブロック」が設立されました。
現在、会員数は19名。様々な立場、職業の皆さんが参加されています。
伊藤さんは、旧大野町のご出身。
学生時代に体験した北海道南西沖地震が防災に関心を持つ大きなきっかけになったそう。
高校の先生で、江差高校を皮切りに道内の公立高校で教鞭をとり、現在は上磯高校にご勤務をされています。
理科(地学)がご専門です。
北海道南西沖地震が発生して今年で30年。
地震・津波の発生を知らない世代も増えていますが、その記憶を次世代に語り継ぎ、次の被害を防ぐことは大切なことです。
道南ブロックでは、災害の記憶を次世代に継承する「災害伝承記録」の取り組みをスタートさせ、その第1弾として、北海道南西沖地震の体験談を募っています。
現在、道南ブロックでは会員が集まっての勉強会などを開催していますが、避難所体験会の開催補助や、各種防災講演会や防災研修会の講師など、各所に出向いての取り組みも実施します。
防災に関心がある方、職場や地域で防災に取り組んでみたいとお考えの方は、ぜひお問合せ下さい。
また、道南には「防災士」の有資格者がたくさんいらっしゃいます。
会へのご参加いかがでしょうか?
北海道防災士会 道南ブロックのサイトは、 こちら をご覧ください。