11:10~「人ネットワーク」
今日はお客様に、株式会社 Spectee(スペクティ)代表取締役CEO 村上 建治郎さんをお迎えしました。
FMいるかは、先ごろ、防災テックベンチャーの株式会社Specteeとの相互連携を発表しました。
これにより今後は、地域の災害情報の収集・配信の強化に向けて協力していくことになります。
Specteeは「危険を可視化する」をミッションに、SNSや気象データ、カーナビ情報や道路カメラなどのデータから災害・リスク情報を解析し、被害状況の可視化や予測を行っています。
多くの情報を発生からより早く、より正確に、総合的に私たちに届けてくれます。
現在、多くの自治体、公の機関、報道機関や企業が導入しています。
村上さんは東京のご出身。野球に打ち込んだ少年時代を経て、さまざまなお仕事を経験されます。
阪神・淡路大震災時に神戸で被災。災害ボランティアをした経験から、防災に関して「何かしなくては」という思いを抱かれたそう。
東日本大震災の際にも災害ボランティア活動に参加されました。
これを機に現在のSpecteeへと繋がる事業を立ち上げます。
東日本大震災の発生、また会社の立ち上げから12年ほどが経過し、スマートフォンの普及率は大幅に高くなりました。現在では、多くの皆さんがSNSで情報を発信、収集するようになっています。
その中で、いろいろな繋がりが生まれ、一人の方の挙げた声がさまざまな場所に届くようになりました。
FMいるかでは、Specteeが運営するサービス「Spectee Pro」を活用してSNSに投稿された災害情報などをいち早く入手することで、必要な取材を行い、ラジオをお聞きの方に情報をお伝えします。
お伝えする際には「AI情報サービス『スペクティ』からの情報によりますと」という言葉をつけて放送致します。
皆さんも有事の際は、まずは身の安全の確保を第一に、無理なく可能であればFMいるかへの情報提供もお願い致します。
Specteeのホームページはこちら