11:10~「人ネットワーク」
今日はお客様に、遺愛女子高等学校 英語科2年生の船越 楓華(ふうか)さんをお迎えしました。
船越さんは、日本青年会議所のJCI JAPAN少年少女国連大使に選抜され、夏休みにスイスジュネーブの国連欧州本部や、スウェーデンなどで研修を行ってきました。
さまざまな機関の見学や研修、また実際外に出て体験したり、プレゼンテーションを行ったりと充実の時間を過ごして来られました。
SDGs(エスディージーズ)についての理解を深めるプログラム。
SDGsは、国際社会が2030年の達成を目指す「持続可能な開発目標」で、17のゴールとそれを細分化した169のターゲットがあります。
船越さんは、17のゴールのなかの「質の高い教育をみんなに」という項目に興味があったのですが、プレゼンテーショのンチーム分けで、環境分野を担当することに。
環境などについて、関心を深めて帰国しました。
研修に出かける前と出かけた後では、ずいぶんと自分の考えにも変化があったようです。
SDGsの目標達成度が高いスウェーデンの取り組みを見た時には、函館に危機感を感じたそうですが、実際に帰国後、環境に配慮した活動や、フェアトレード商品を扱うお店などを調べて取材する中で、様々な取り組みをしている人たちがいることを知り、勉強になっているそうです。
ゴールは大きなものですが、私たちにもすぐにできることが、たくさんあります。
環境の問題に関して言うと、プラスチック製品を使わない、マイボトルやマイバッグを持ち歩くというということも、そうです。
さっそく、活動を行っていく高校生のサークルも立ち上げました。
興味はあるけれど一人では何をしたら良いかわからない、という高校生の皆さんが船越さんの基に集まってきています。
一緒に活動をしていく同世代の仲間がより一層増えることも勿論ですが、大人の皆さんの協力も大切です。
自分たちが関わるイベントの中で、彼女たちに何か発表してほしい、という方はいらっしゃいませんか?
是非、SDGsについて関心を持っていただき、取り組めることから始めていきましょう。
船越さんの今後ますますの活躍が楽しみです。