11:10~「人ネットワーク」
今日はお客様に、函館日米協会 相談役の加藤 清郎(きよお)さんをお迎えしました。
函館野外劇や五稜郭祭の維新行列で、長くペリー役を務めて「函館のペリーさん」と親しまれる加藤さん。
今年の五稜郭祭をもって、ペリー役を引退されました。
80歳を迎える頃から引退は考えていたということですが、今年、五稜郭祭が50回という節目を迎えることもあり、決断されたそうです。
ペリーの顕彰を続けて来られた加藤さんは、函館にペリーの銅像を建てるべく尽力されます。
2002年に弥生町の函館病院跡地に、函館出身の彫刻家・小寺 真知子さんが制作したペリー像を建立することになります。
小寺さんはローマ在住。
完成した銅像が飛行機に乗って函館に到着したのは、お披露目のわずか1週間前だったそうです。
そこから台座に設置して・・・という裏話をご披露下さいました。
今その場所は、ペリー広場と呼ばれて憩いの場所になっています。
その像のPRを兼ね、翌年には函館野外劇のペリー役のオーディションに臨みます。
野外劇は2009年まで、そして2004年から参加されていた五稜郭祭の維新行列も今年が見納めとなりました。
今年9月のお誕生日がくると85歳という加藤さん、維新行列を完歩するためトレーニングもされたそうで、当日は提督の軍服姿で沿道に手を振りながらの、堂々の歩き収めとなりました。
加藤さんは、マルハニチロラグビーOB倶楽部の名誉会長でもいらっしゃいます。
函館はラグビーも長い歴史があります。
今、ラグビーについても調べてまとめているところなんだそう。
今年は、W杯が日本での開催となります。
今度はラグビーのお話を届けに来て下さるそうです。