快晴!どこまでも走っていきたくなるいるか号中継は越野忍がお送りしました
10:45~ 街の玄関から 函館駅前
修学旅行シーズンもそろそろ終盤。観光客のみなさんは青空に誘われるがまま散策へ向かっていらっしゃいました。駅ナカのカフェではかき氷やソフトクリームのテイクアウトが始まっています後志や東北の観光情報もますます充実してきましたよ
明後日も函館駅前からの中継予定。どんな方にお会いできるかしら~♪
12:20~ 北斗市 第80回ばんば大会
今週末の7/6(日)、北斗市大野地区で「ばんば大会」が開催されます。
この「ばんば」は昭和時代から続く南北海道でも歴史ある草ばんばレースで、今年で80年目を迎える記念すべきレースです。
お話は渡島家畜商協北斗大野支部 小川さん(右)にお聞きしました。
写真左の安藤さんは元ばんば名ジョッキー。今年は記念イヤーということで、名ジョッキー復活です
「ばんば」保存に取り組んでいるお2人は「ばんば」&「ばんば馬」愛にあふれています。
ばんばは北海道、東北の農耕文化・歴史を今に伝える生きる伝統です。道内数か所で開催されていた公式ばんばは現在では帯広競馬場のホッカイドウ競馬のみとなりました。
北海道開拓史に欠かせない存在、それが馬でした。
馬産地だった北海道では牛や馬の力を借りて開拓され、牛・馬と共に歩み、家族の一員でもありました。
ばんばは我が家、我が村自慢の農耕馬の大力自慢大会。北海道・東北でよく開催されていましたが、牛・馬が機械に変わった現在ではばんば馬の頭数も手綱を取れる人も少ないため、大会も減少。
大会がなくなれば活躍できる場もなく、飼育には大変な費用もかかることもあり、「ばんば」文化だけではなく「ばんば馬」も消滅してしまうという危機に直面しています。
帯広のホッカイドウ競馬で活躍後、北斗市でのんびりと暮らしているばんば馬くん。今度のレースでも活躍するかも?
サラブレッドとは異なり、運ぶために交配され、体重は1t.(1,000kg)にもなります。筋肉ムキムキ、穏やかで、長いたてがみはレース当日はキレイに編み込みオシャレします足元もモフモフの毛がステキ
中継で厩がにぎやかになったのがちょっとイヤだったお隣のばんば馬くん。歯茎を見せる静かな抵抗で「嫌だよ」と伝えてくれました。ごめんね
このにんじんは一回分!ばんば君たちは黒砂糖なども好物で甘党なんですって かわいい~♪
番犬君。おおらかだけど繊細なばんば馬くんを守っています。
私もばんば好きです
馬の自信にあふれた目や力強さ、迫力が魅力ですが、草ばんばの昔ながらの光景に、自分のルーツや歴史に思いが馳せます。
北海道・東北のばんば馬が集まりますので、ぜひ一度ご覧になってはいかがでしょうか?
——– 渡島家畜商協北斗大野支部 定期ばんば大会 ———
日時/ 7月6日(日) 9:50 開会式、 10:00~ 出走
場所/ 旧大野町家畜市場跡地 特別コース
問い合わせ/ 090-4876-0012 (高田支部長)
※道道96号線を清川から峠下へ向かう。八郎沼入口、法亀寺を越えた先。
案内看板を目印に。
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