山下さんがお休みのため、今日のいるか号中継は村上佳子(むらかみけいこ)が初担当・初代打でした。
10:45~ 元町配水場
1年前の地震では、元町配水場では停電で水が確保できない人向けに給水が行われていました。ライフラインが当たり前の日常を支えていることに感謝しつつ、防災WEEKということで自己紹介を兼ねて私の「あの時、あれから」をご紹介しました。前半は当日朝の様子を、後半は懐中電灯のチェックを中心にお話しました。
家の中でも「いつ、どこで」災害が発生するかわからないので、防災に必要な物の整理整頓と場所の把握、定期的な動作確認が大事だなと感じています。小さな一歩ですが、物の少ない部屋を作ったことで真っ暗な中でも懐中電灯が手に取れるようにしたのが今回の教訓です。
あなたの家の懐中電灯はどこにありますか?
灯りは確実に点きますか?
わたしの防災対策はまだ道半ばです。
12:10~ 防災WEEK中継「日本貨物鉄道北海道支社五稜郭機関区」
区長の伊藤大介さんにお話を伺いました。ブラックアウトで機関車のディーゼル燃料が頼りとなる中、機関車から携帯電話の充電が無料でできるよう一般向けに設置された経緯などについてお聞きしました。
機関区の近くに建っている家々が停電で真っ暗だと感じたところからそれならと設置に動いてくださった英断に感謝した方も多かったのではないでしょうか。手持ち燃料の確認や準備など、多くの動きがあっての開放にはおよそ500人が訪れ、充電の口数も当初の10口から60口に増やしたとのこと。
当時はFMいるかにもいち早く設置のご連絡をいただき、ラジオを聴いて充電に出かけた方も多かったそうです。ありがとうございました。
10:45~ 街の玄関から
空が高くて、一面青空の気持ちのいいお天気。
ただ、暑いですね。日差しはもちろん、地面からの照り返しも感じました。
街の玄関からの時間帯ではお久しぶり。
若松ふ頭に、『ぱしふぃっく びいなす』が寄港。
汽笛の函館らしい音にもご注目です。
駅では、団体客の方の姿がたくさん。
社員旅行の方々もいらっしゃいました。
そして、今日は、若いカップルがいっぱい。
幸せオーラを私も受け取っておきました(笑)
そして、今日お話をお伺いしたのは、
なんと、沖縄からお越しという大学生カップル!
那覇空港から羽田空港を経由して、函館入り。
その時間は5時間くらい。ひとつの海外旅行のような、時間ですよね。
北海道には行ったことがなかったので、
大学生の時間があるうちに、北海道旅行へ。
日曜日に函館入りして、その後、五稜郭や函館山、西部地区を楽しんだ様子。
このあとは、スーパー北斗で札幌へ向かうということ。
楽しい北海道旅行になりますように!
12:10~ 前側石油 セルフ桐花通 ステーション
9/6(金)~9/12(木)まで
FMいるかでは防災WEEKとなっています。
期間中、いるか号中継でも、
当時の様子を振り返ったり、防災の話題をお送りしたりしています。
ブラックアウトのとき、「ガソリン」をお求めの方多くいらっしゃったのではないでしょうか。
前側石油さんでは、
2011年の東日本大震災のあと、緊急用発電機を
豊川ステーションと桐花通ステーションに設置しました。
その後、定期的に、
緊急時に使用できるように、訓練や対策を行ってきました。
そして、ブラックアウトのときには、
発電機を使って、その2店舗で営業ができたということです。
そして復旧したところから営業を再開していきました。
当初は、緊急車両のみ対応していましたが、
一般車両にも提供を始めると、かなりの行列ができたとのこと。
精算機が使えず、1000円単位で、手書きの伝票で対応。
その後の事務処理も大変だったそうです。
その後は、
全店舗に、緊急用発電機を年度内には設置する予定で、
また、節電対応も行っているとのこと。
万が一、次同じようなことが起こってしまったときの注意点も伺いました。
「状況次第ではありますが、不要不急の給油は極力控えていただき、
どうしてもガソリンが必要な方や緊急車両を優先していただきたい。」
とのことでした。
あなたは、当時を振り返って、ガソリンはいかがでしたか?
10:20~ グリーンピア大沼より
明日9月7日(土)花火大会が開催されます。
お話は、予約担当の小出村 絢圭(あやか)さんとフロント担当の山下 野乃花さんにお伺いしました。
今年12回目を迎える、花火大会。ホテル裏の芝生広場での開催です。山の景色の花火大会ですので、函館の海の花火とは、また趣が違いますね。
今回は4,000発の打ち上げを予定しています。昭和・平成・令和3つの時代から、スタッフの皆さんで話し合って決めた時代を代表する楽曲と共に花火をお楽しみ頂きます。
ちなみに小出村さんの選曲が平成の1曲に選ばれているそうですが、なにが流れるかは当日のお楽しみです。
花火の打ち上げ開始は午後7時の予定ですが、その前の時間もお楽しみが盛りだくさん。
11時からは屋台で、やきとりや、とうもろこし等美味しいものが販売されます。お昼頃には、大人気のタピオカもミルクティーとイチゴミルクの2種類登場します。数に限りがありますので、お気を付け下さい。
この屋台と、じゃんけん大会・〇×クイズ大会を担当するのが山下さん。最後まで勝ち残った方には、ペア宿泊券や施設利用券などをプレゼント。参加無料です。ふるってご参加下さい。(午後2時から)
ビンゴゲーム大会も午後4時から行われます。1枚300円のビンゴカードをお求めのうえご参加下さい。こちらも、ペアや宿泊券や施設利用券などが当たります。
広い駐車場がありますが、例年多くのお客様が来場し、たいへんに混みあいます。できれば早めにお出かけいただいて、ゲームなど楽しみながら打ち上げ時間をお待ちください。
お帰りの際も、混雑が予想されますのでお気を付け下さい。
※花火は荒天の場合中止となります。
11:20~ 神山より
大沼から函館市内へと向かう道には、サルビアの赤い花がきれいに咲いていました。
道端で売られている野菜の中には、カボチャが!!季節は秋ですね。
皆さんの周りにも秋の気配、漂っていますか?
12:10~ 中野町 あいす118より
北海道胆振東部地震から1年。FMいるかは、今日から「防災WEEK」です。
地震・ブラックアウトと、かつてない経験をした私たち。スーパーの棚から、食料品が次々と消えていくというのも、経験のないことでした。
そんな中、いち早く店頭に並んだのが、お馴染みのオレンジのパッケージの「函館牛乳」でした。
地震当時のお話を、株式会社 函館酪農公社 営業部長の工藤 浩司(ひろし)さんにお伺いしました。
通常時も、工場の早い職員さんは午前4時前には出社するそうです。朝になり、原料が運ばれてきました。
函館市内でも、この辺りは停電の復旧が早かったそうで、翌日には工場を稼働し牛乳作りを始めました。
各所に配送し店頭に並ぶと、SNSなどに喜びのコメントを上げる方や、ずらりと並ぶ函館牛乳の写真をアップする方も。職員の皆さんもたいへん励みになったそうです。
ただ、札幌方面は停電の復旧に時間がかかったところも多く、配送したものの、冷蔵庫が稼働していないため受け入れを断られたところもあったそうです。トラックに積んだまま函館に帰ってきて、泣く泣く廃棄となったものもあります。
その数日間、増産体制をとったため原料が底をつき、その後は生産調整を余儀なくされたそうです。
私たちは、普段当たり前に口にしているものの有難さを改めて感じました。