10:20~ 五稜郭タワーアトリウムより
渡島教育局の実習船パネル・模型店が開催されています。
お話は、北海道教育庁渡島教育局 実習船管理室 室長の伊藤 博貴さん、石川 耕治さんにお伺いしました。
渡島教育局では、「北鳳丸」「若竹丸」という2隻の船を管理しています。水産・海洋関連産業の後継者を育成するための船で、北海道内の3つの水産・海洋系高校の生徒の皆さんが乗船して実習を行っています。函館水産高校の皆さんが、実習の際に乗船するのもこの船です。
また、水産資源の調査を実施し、資源量推計データ集積等にも貢献しています。
今回は歴代の船の模型、また普段なかなか目にする機会がない、実習風景の写真などがパネルで展示されています。
また平成30年度に、実習船「若竹丸」が乗船実習の際、函館水産高校の生徒さんたちがハワイ沖で漁獲したマグロを、生徒自らが販売する実習が明日行われます。今年度、初めての試みです。
製品に貼付されるマグロのシール「うまぐろ」も、生徒の皆さんからデザインを募集したオリジナルのものです。
是非、ご賞味下さい。
北海道教育庁 渡島教育局 実習船パネル・模型展
20日(木)まで。8時~19時(最終日のみ15時まで)
函水うまぐろ販売は明日15日(土)
コープさっぽろ函館鍛冶店、北斗店の2店舗で
9時~14時(売り切れ次第終了)
刺身用(ビンナガ・メバチ)加熱用(カジキ)の販売です。
11:20~ 五稜郭駅前より
五稜郭駅周辺の商店や事業所などでつくる「国道5号五稜郭駅前みちづくりの会」による、花植えの作業が11日(火)に行われました。
会は、FMいるかでもお馴染みのビューティーコンシェルジュあおきの青木 幸子先生が代表を努めます。
当日の作業に参加した、店長の橘 郁子さんと一緒にお届けしました。
これは函館開発建設部のボランティア・サポート・プログラムの一環として、函館開発建設部函館道路事務所、函館市などが協定を結び取り組んでいるものです。2006年から毎年、花植えや清掃作業などを行っています。
今年の作業には橘店長をはじめ20名ほどが参加しました。令和の始まりのお祝いとして赤と白のベゴニアをプランターに植栽しました。
木製のプランターは、道南の風倒木のカラマツで作られたものです。
橘店長は毎年参加していて、作業も手慣れたもの。スコップは使わずに、手作業で植えていったそうですよ。
現在、交差点の一角がスターバックスコーヒーの新店舗建設のため工事を行っています。例年よりも五稜郭駅前側に多く、花が配されています。
今後も、周辺の皆さんなどで水やりをしながら、手をかけていきます。
昨年は秋頃まで楽しめました。今年も、しばらくの間、私たちの目を楽しませてくれそうです。
12:10~ 本町 いしい画廊より
裂織工房「砧」展が昨日から開催されています。
お話は、メンバーの倉部 勝子さん、須川 慧子さんにお伺いしました。
使い古した着物などの布を裂いて、織って新たな命を吹き込む裂織。布を最後まで使い切る知恵、そして手間がかかる作業を経て家族など大切な人に届ける愛情がこもった伝統工芸です。
会場にはタペストリーや洋服、バッグに仕上げたものなど、会員の皆さんの手掛けた力作が所狭しと並びます。
また、タイプの異なる織り機も2台設置しており、体験することもできます。
材料となる布を裂くのも一苦労。また、織り機に縦糸を掛けるのも大仕事と、根気と体力がいる作業ですが、その分、完成したときの喜びは一入です。
長く活動をしていた「砧」ですが、講師を務めてこられた塩田 能子さんが、一昨日の12日に残念ながら旅立たれました。体調が思わしくなく入院をされていたそうで、例年秋に開催の展示会を今年は時期を早めて、先生を元気づけられたらと会員の皆さん準備を進めてこられましたが、12日に搬入を終えた後の時間に、旅立たれたそうです。
それにより会としての活動を終え、これからは皆さんそれぞれに研鑽を積むことになります。
是非、皆さんの思いがこもった裂織の展示をご覧ください。
18日(火)まで。10時~17時(最終日は15時まで)