弁天町 旧野口梅吉商店では、昨日・今日の2日間で
公立はこだて未来大学 情報デザインコース2年生の皆さんによる
後期授業課題作品展示発表会「はこだて未来展2019冬」が開催されています。
2年生 山崎陽聖さんにお話を伺いました。
40名程度の学生さんがグループに分かれてテーマに沿った作品を作りました。
会場1階には「ハコダテアクション」IT屋台の展示があります。
西部地区で路上パフォーマンスを行うための作品が並んでいます。
函館の地図にいくつも丸があり、そこに駒のようなものを置くと
その場所にある観光名所がプロジェクションマッピングで映し出され、
説明を見ることができるもの、前の人が描いた絵を見て「しりとり」をしていく
絵しりとりの作品は、タブレットに絵を描くとそれが大きなモニターに映し出されしりとりを繋げていくようになっています。
機械以外のものはどれも道南杉を使用して作られています。
自然のものとITの合体が面白いです。
2階では、健康をテーマにした作品が展示されています。
歯茎にあまりダメージを与えないよう形状や素材を工夫して作られた歯ブラシ。
センサーが付いた髪留めやバッジのようなものを身に着けておくと
姿勢が悪くなった時に教えてくれるもの、クジラの鳴き声にある睡眠導入効果を
利用したクジラ型の枕など、色々あります。
これらは実際にクラウンドファンディングで資金提供を呼びかけ、
製品化するようにと考えて作られました。
未来大生らしいITを使いながら、デザインも重視した作品となっています。
旧野口梅吉商店では、17時までこれらの作品を見ることができます。
すぐ近くの弁天町会館では、13時~16時まで、学生さんによるプレゼンテーションが行われます。
この中から将来商品化されるものがでてくるかもしれませんよ。
学生さんがどんな勉強をしているのか、新しい発想などを知る機会にしてみてはいかがでしょうか。
「はこだて未来展2019冬」
作品展示
1月19日(土)・20日(日)10時~17時
旧野口梅吉商店(函館市弁天町23-5)
公開プレゼンテーション
1月20日(日)13時~16時
弁天町会館1階大部屋(函館市弁天町13-1)