村上です。
舗装が顔を出した路面とガタガタ、ぐずぐずの道路が入り交じり、雪の降り方も春っぽかったり、冬だったり。
春が待ち遠しいですね。
お出かけの際はお気を付けください。
10:45~ 函館税関資料展示室
昨年の税関150周年に続き、2023年2月は函館税関と改称されて150年になります。
節目の月に税関さんを訪ね、函館税関総務部 税関広報広聴官 岡真生さんからお話を伺いました。
函館税関は北海道と北東北3県を管轄し、函館税関全体でおよそ400名、函館にはおよそ100名の方が働いていらっしゃるそうです。
お話を伺った資料展示室は4年前に改装され、税関の歴史や役割、お仕事を知ることが出来る6つのディスプレイと、明治時代の古文書や外国から不正薬物が持ち込まれた際の大きさ、重さを再現したレプリカやコピー商品が展示されています。
本物の古文書は保存状態が大変良く、「運上所」から「税関」へ改称を伝えた貴重な文書のほか、品目別の税率を記した本は当時の職員さんが細かなメモを朱書きの漢文で残しているものもあり、手書きの美しい文字からは仕事にかける熱心な思いをうかがい知ることが出来ます。
展示室には主に学校の修学旅行や研修、婦人会などのグループが見学にいらしているそうですが、個人単位の見学も可能だそうです。
落ち着いた雰囲気の展示室で職員さんのお話を聞きながらじっくり見学するとおよそ1時間のコースになります。
函館の歴史の一部としても重要な位置にある税関のことをもっと知ってみるのはいかがでしょうか。
◆函館税関資料展示室
住 所 函館市海岸町24番4号 函館港湾合同庁舎1階
開館時間 午前9時~午後5時
休館日 土、日、祝日、年末年始
入館料 無料
複数での入館は事前のお申し込みが必要です。
お一人の際は、合同庁舎入口の受付にお申し出ください。
お問い合わせ、お申し込み 電話 0138-40-4218
12:10~ 千葉青果店
市電深堀町電停前の柏木町魚菜市場でおよそ20年にわたりご夫婦で青果店を営んでいらっしゃる、野菜、果物とお惣菜のお店です。
今日は、3月3日(金)に販売される「おひなちらし」について、お惣菜担当の千葉圭子さんからお話を伺いました。
圭子さんは朝4時ごろからお惣菜を作り始め、出来上がったお惣菜は11時半ごろにはお店に並びます。
青果店の強みを活かしたお野菜中心のメニューと濃くない味付け、ご高齢のお客様でも食べやすい工夫がされたり、中双糖やきび砂糖を使ったメニューなどでファンの心をつかんでいるようです。
月ごとの販売日は、店頭のポスターでご確認下さい。
「おひなちらし」は、毎年3月3日限定のメニューで、ズワイガニ、エビ、ホタテなどの海の幸とタラから作る桜でんぶ、手焼きの玉子やシイタケ、レンコンなど、徹夜で仕込まれるという丹精込めた華やかな一皿です。
ご飯と具の重さが1対1というのも食欲をそそります。
これだけ豪華な内容だと、自前で作ると材料費もかさむので、予約して召し上がるのも良いのではないでしょうか。
3月3日販売、80食限定、今年のお値段は1食1,400円(税込み)
ご予約は2月28日(火)まで。
お早めにどうぞ。
◆千葉青果店
住 所 函館市柏木町34-26 柏木町魚菜市場
営業時間 9時30分ころ~18時30分ころ
定休日 日曜日
電 話 0138-32-6639