佐藤です
10:45~旅の記憶、旅の記録。
七飯町歴史館で開催中の企画展「旅の記憶、旅の記録。」をご紹介しました。
展示室最奥にありながらも存在感抜群なのは流山温泉駅の行き先案内板。
昨年廃駅となった七飯町内3駅の備品などがJR北海道から寄贈され、歴史館の収蔵品となったことから、今回展示の運びとなったそうです。
時刻表や経年を感じさせる色合いのベンチ、黒板は書かれた指示・メモなども消えないように保存処理されています。
その他にも、青函連絡船の関連品や旅に欠かせない旅行鞄やカメラなども。
旅行の目的が観光なのか、スタンプの収集なのかとワクワクするスタンプ帳に御朱印帳、そして風景印を集めたものもあります。
なつかしの大沼観光のパンフレットやペナント、飲食店のマッチまで「旅に関する思い出の品」としてさまざま並び、何が思い出になり何かお土産になるのか「旅の楽しみは千差万別」を感じさせます。
七飯町歴史館 七飯町本町3丁目1番3号
企画展 「旅の記憶、旅の記録。」
令和5年3月17日か~5月15日 9:00~17:00
観覧料無料
12:10~苔テラリウム
末広町の函館工芸舎では11日まで恒例の「苔テラリウム展」が開催中です。
ガラス製の器の中で、園芸用の苔を使った自然いっぱいの風景が楽しめます。
上の写真は苔テラリウム作家・菅原康彦さんの作品。
菅原さんが奥入瀬渓流など自然の中の風景をイメージしてテラリウムとして表現しています。
網走市のガラス工房「流氷硝子館」が、廃棄された蛍光灯をリサイクルしたガラス原料「エコピリカ」で作った容器を使用しているのは苔玉職人・梅森敦子さん。
気泡やひび割れが趣ある器と貝などが使われ、海辺の苔の雰囲気が感じられます。
梅森さんの作品には動物をモチーフにした器に苔をあしらった可愛らしい作品もありますので、会場でぜひご覧下さい。
苔はたくさんの種類があり、花が咲くもの、形が面白いもの、それぞれに表情があって今回の展示では奥深い世界が広がっています。
はこだて工芸舎 函館市末広町8‐8
営業時間10:00〜18:00