2023.4/5(水)　心をしずめ、じっくりと

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村上です。
今週から水曜日の担当となりました。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

10:45～　函館市社会福祉総合相談センター

（写真は相談のお部屋で、左からお話を伺った相談員の熊本さん、函館市社会福祉協議会事業部　髙橋さんと）

函館市総合福祉センター　あいよる２１の３階にある　函館市社会福祉総合相談センターを訪ね、相談業務についてお話を伺いました。

相談センターさんの歴史は長く、昭和30年代の「心配ごと相談所」に始まり、時代の経過に伴い相談内容も多様化していることから、現在ではさまざまなメニューをご用意してくださっています。

身近な困りごとや心配ごとの相談窓口となる「一般相談」では、福祉全般にかかわることや、相談先がわからないといったご相談も聞いてくださるとのことです。
近年はコロナの影響で親族同志など人と顔を合わせる機会が減ったことも相談内容が多様化・複雑化している原因のひとつになっているそうですよ。

相談のお部屋は個室で、相談員の方と直接、またはお電話で、お話が集中してできる環境です。

一般相談は専門の相談窓口が必要な場合、そちらに繋ぐ役割も担っていらっしゃいます。
ほかの相談者さんとかぶらないよう、まずはお電話で窓口の方にご連絡してみてはいかがでしょうか。相談はいずれも30分程度で相談料は無料、予約優先です。

メニューは一般相談のほか、心の健康相談、不登校相談、介護相談、ひきこもり相談、行政相談、消費生活相談、認知症高齢者処遇相談とあります。
専門の相談はそれぞれ曜日と時間が決まっています。

さらに、今月から新しいメニューとして、「くらしの法律相談」が加わりました。
身近な暮らしにかかわるお悩みを函館弁護士会の弁護士さんを通じて気軽にご相談できる窓口です。
来所またはお電話でのご相談、事前予約制で、1回３０分まで、相談料は発生しませんのでまずはお気軽にお問合せくださいとのことです。

相談日、時間など、詳しくは　函館市社会福祉総合相談センターさんの　サイト　をご覧ください。

お問い合わせの電話番号は、０１３８－２３－８９６９
お電話は、平日の午前10時～12時、午後1時～3時の間にどうぞ。

12:10～　国華山　高龍寺

今年も4月1日から始まりました　蠣崎波響筆「釈迦涅槃図」の一般公開について、住職の永井正人さんからお話を伺いました。

大きさがおよそ３メートル×２．８メートルと大きな本堂の中でもひときわ存在感のある大きさです。

1811年、波響40代後半の作といわれるこの大掛け軸は、お釈迦様を偲ぶ法要に使われるものであり(多くの寺院では2月の法要になるそうですが、北海道では春のこの時期になるとのこと）北海道有形文化財でもあります。

釈迦涅槃図には作図のルールがあるそうですが、細部など絵師の裁量で描かれるものもあるそうで、沙羅双樹の木の本数やデフォルメされた動物に対し写実的なタッチの鳥など蠣崎波響らしさも楽しむことができます。

大きな作品ですので時間をご用意いただいてゆっくりと、この時期だけの特別な一般公開ですので、心もお声も、静かにご覧くださいね。

期間は4月15日（土）まで、最終日の午後は法要があるそうですので、午前中がおすすめとのことです。

掛け軸の中の一番小さな生き物、「ホタル」はどこにいるでしょうか。
ご住職はクイズにしてくださいました。
ぜひ、探してみてくださいね。

一般公開の日程、お問い合わせ先などは高龍寺さんの　ホームページ　をご覧ください。
ご住職のお話も動画でご覧いただけますよ。

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